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□相生市の文化・歴史

市指定文化財
天然記念物
相生小学校のユーカリノキ
  ユーカリノキは、フトモモ科の常緑高木で、樹高約20m、株元周5.4m、推定樹齢約110年で、コアラの食料としても知られ、主に、オーストラリア南東端部とタスマニア島に分布しています。成長が早いので世界各地で造林用に用いられ、公園などに広く植えられています。ユーカリノキは明治になってから、日本に輸入されはじめ、このユーカリノキは、大正初めに相生港近くの木材商の木材置き場にあったものを、その後、相生小学校の校庭に移されたものです。腐敗部もありますが木の勢いは盛んで、その大きさから県内でもトップクラスの巨木です。

 原産地では高さ45〜55m、日本でも20〜30mになる。樹皮は灰色ではがれやすい。葉は長さ10〜20cmの狭披針形。厚い皮質で鎌のように曲がる。4〜5月、葉腋に直径3.5cmの白い花を1個つける。「日本の樹木」より
市指定 平成11年2月26日
 ★平成25年1月3日、倒木により相生市文化財天然記念物指定を 1月29日付けで解除となりました。

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出典:『相生と文学碑』

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