熟女のパソコン苦戦記(45)

この字は何だ?
 知り合いの人に名簿を作ってほしいと頼まれた。「そんなの簡単!おやすいごよう」と引き受け、ルンルン気分で作り始めた。
 
 ところが文字を打っていると「颯馬」・「捷人」という名前があった。「?何という名前だ?」読み方が分からない。フウマ?サツマ?出てこない。かぜでどうだ?だめだ困った。どうすればいい?パソコンが堪能な人ならこういう時のやり方を知っているだろうけれど私は知らない・・・トホホ。
 
 そこで師匠に「助けて!この文字が出てこない。どうすればいい?」とたずねると、さすがは使い慣れている人はちがう。すすっとやってのけた。そのやり方とは、
@「スタート」をクリック→「プログラム」をクリック→「アクセサリー」をクリック→「メモ帳」をクリック A「IMEパッド」をクリック→「手書き」をクリック
Bマウスでその文字を書く→探している漢字が出てきたらその文字をダブルクリック Cメモ帳に颯が表示されるのでキーボードの「Enter」をクリックして文字を確定する
D颯の文字をダブルクリック→颯の文字を右クリックして「コピー」をクリック Eホームページビルダーのページを出し、右クリックして「貼り付け」をクリック
Fすると鹿のマークのホームページビルダー上の名簿に「颯」の文字が出てきた。
 「ウーンすごいものがパソコンには入っているんだ!」と一人で感心しながら次の「捷人」にも挑戦。今度はこの通りにするとスムーズに出来た。そして無事に名簿作りは完成し、頼まれた人の所へ持って行くと「えーっ、この字出たか?」とビックリしていた。私にとって難題を言ってもらう事で新しい機能を覚えることができる。ピンチはチャンス。今回もいい勉強になった。
 

 今、電卓のような形の電子辞書が人気があるようだが我が師匠は「ありゃダメだ。」と言っている。それは、見るだけならいいがパソコンに取り込もうとするとまた打ち込まないといけない。パソコンに入っていれば「コピー・貼り付け」
で簡単に取り込めると、常々聞かされている。今回の様に単純に漢字を探すだけでも助かったがもっと長い文章を取り込みたい時などを考えると師匠の言うのを体験で分かってナールホドと大きく頷いたのだった。