熟女のパソコン苦戦記(64)
必需品その2・ビデオカメラ
 私にとってデジカメと同じくらい必需品はビデオカメラです。家では何時でも手の届く所に置いています。

 ビデオの良いのは、動きや音声を記録出来るところです。私はマジックを習っているので「教室」に行く時は必ず持って行きます。そして、先生の手の動きを映させてもらいます。もちろん先生の説明の声も入っています。
 
 今年還暦の私は、マジック教室では「覚えた」と、意気揚々と帰ってくるのです。でも、さあ復習をしようとすると、「あれ?えーっ?」と、しっかり覚えていないことが多々あります。ですから家に帰ると直にビデオとテレビをつないで画面を大写しにしてじっくりと繰り返し見て復習します。

 年齢以上に物忘れは大変な勢いでやって来ています。嘆いていても仕方がないので、忘れる以上に繰り返し練習するしかありません。(これはパソコンも同じです)その時、強力な味方がビデオなのです。そのマジックのビデオテープが何本かたまりました。何年か前に覚えたはずのものも忘れていて、そっと出してきて復習しています。

 もう一つビデオの良いのは、一瞬をとらえる事が出来るところです。私には息子夫婦に二人、娘夫婦に二人で四人の孫がいます。その孫達を写すのに、一人がこちらを向いたらもう一人が反対を見て、カメラの方を向かせるのが一苦労です。ビデオカメラなら、しばらく映しっぱなしにしておくと一瞬いい時があるのです。夫によると、ビデオは1秒間に30枚の写真が流れているといいます。一瞬をとらえるのはカメラでは無理です。私はビデオとしても保存しますが、それを写真にもして楽しんでいます。

 そんなこんなでビデオカメラは私の日常生活に無くてはならない道具であり、つよーい味方なのです。