| 熟女のパソコン苦戦記(69) | ||
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| 私の後悔は数限りなくあり、今思えば恥ずかしい事ばかりです。その中でも忙しさに対する分析をしていなかった事が大きいです。 今日も(2007年11月13日)神戸新聞に「教員の病気が増加」と、出ていました。先生方の健康が心配でなりません。先生が元気でないと本人は勿論の事、子どもたちも不幸です。何とか先生たちに元気を取り戻してほしいと願うばかりです。 私も現職中は「忙しい、忙しい。」と、言いながら一人できりきり舞いをしていたように思います。何故そうなのか、冷静に現状を見たり、考えたりする余裕もなかったのです。近視眼的にばかり見ないで、ちょっと視点を変えれば大変さも和らげられたのにと残念で仕方がありません。 夫は20年程前から「これからはITの時代だ」と、自分で実践し、周りにも口をすっぱく言ってきました。私はそれを聞きながらも、具体的にどういう事を進めようとしているのかイメージがつかめなかったのです。ただ単にパソコンを進めているだけとしか捉えられなかったのです。だから余計に大変だと拒否反応が先立ったのです。 それで現職中の研修担当の時に私がした事は、プリントやお手紙・書類等を一箇所に集め、学年別の引き出しに入れてもらいました。紙データーの共有化です。それはそれで良かったのですが、引き出しの中から目的の紙を探すのが大変でした。また、内容を変えたい時はもっと困りました。フロッピーで残すという事を思いつかなかったのが、私の先見の無さで後悔の一つです。 フロッピーや学校のパソコンに残しておけば、書類の変更は超簡単です。また、一つひとつリンクしておけば何百枚の書類の中からでも直に取り出せます。(リンクの威力も今頃になってやっと分かった私です。) 今日の新聞に、文科省の教職員増員に対して財政制度等審議会から意見書の原案がでていました(2007年11月13日の朝日新聞)。それには、『授業以外の会議などで教師の事務負担が重くなっている事が問題だとして@管理職の組織運営力強化 AIT(情報技術)化の推進などを求めている。』と、ありました。 Aの事こそ夫がすいぶん前から言ってきたことです。先生方の大変さを救うのは「IT(情報技術)化の推進」 これしかない!と。今なら私もそう思います。 それで次回から 少しでも先生方のお役に立てるように、今 私がしている事を具体的に書いていきます。 |