1613年(慶長15)発行(第004号)

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| 和歌山城主の浅野幸長さん(長政さんの長男)がなくなりました。 37歳の若さで、跡継ぎはいませんでした。死因は女色に耽溺したためといわれますが、確証はありません。 そこで、幸長さんの弟である長晟さん(27歳。長政さんの次男)が養子となり、和歌山城で紀伊国27万6000石余を引き継ぎました。これは家康さんの特旨によると言われています。この長晟さんの奥さんは、徳川家康さんの娘さん振姫さんです。つまり、長晟さんは家康さんの娘婿ということになります。こんな関係で、家康さんが特別な計らいをしたのでしょう。 | ||||
| 浅野幸長さんてどんな人 | ||||
| 亡くなった幸長さんは孝心が厚く、お父さんの長政さんのために盛大な葬犠を行いました。その盛大さが多くの人々の記憶に残されたと言います。 また、幸長さんの娘さんの春姫さんは家康さんの9男義直さんに嫁いでおります。 |