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赤穂高が創立80周年
 赤穂高校の創立80周年記念式典が10日、海浜町の同校体育館で行われ、在校生、教職員とOB、関係者ら約1200人が祝った。
 同校の前身、旧制赤穂中は昭和2年に陸軍少将だった武川壽輔氏を初代校長に迎えて開校。翌年には仮校舎だった赤穂町公会堂から赤穂城本丸跡に新築移転し、さらに昭和56年に現在の校舎がある海浜町の塩田跡地に移った。これまでに2万6000人を超える卒業生を送り出している。
 式典で、第22代の土井正校長は同校の沿革を振り返りながら、「本校はこれまで多くの優秀な人物を輩出してきた。80周年を機に改めて、“質実剛健、礼譲敬愛、自主創造”の校訓を頭上高く掲げたい」と式辞。中村良廣・同窓会長が「次の10年を踏み出す出発点。初代・武川校長の“やればできる。我に力あり”の言葉を贈ります」と後輩を激励した。
 記念講演会では同校24回生で「四十七人の刺客」「バトル・ロワイアル」などのヒット作を手がけた映画プロデューサー鍋島壽夫さん(54)が演台に。「赤穂人として、日本人としての誇りと強い思いを持って生きていってほしい。我が赤穂高校は永遠に不滅です」と熱く語った。
 生徒会長の安原圭祐君(16)は「とても重要なバトンを受け取りました。先輩方への尊敬と感謝を忘れず、仲間たちとともに精進していきます」と伝統の継承を誓っていた。
 同実行委員会は記念誌(2000円)と校歌・生徒唄CD(1000円)を記念制作。同校同窓会事務局(рS2・0368)で販売している。(写真は赤穂高の創立80周年記念式典)
赤穂民報サイト版(2007年11月17日付け)より

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