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大上尚子さんと大徳寺黄梅院に展示する袱紗などコレクション
「源氏香図」のコレクションを京都で展示(赤高出身の大上さん)
 日本の古典文様「源氏香図」をあしらった品物を数多く収集している加里屋の元短大職員、大上尚子さん(69)のコレクション展が10月31日(金)から京都市北区の大徳寺黄梅院で開かれる。
 「源氏香」は江戸初期に考案されたといわれる組香の一つ。5種類の香を5包ずつ計25包用意した中から任意の5包を順番にたき、その異同を聞き分ける遊び。全部で52種類ある組み合わせの一つ一つに源氏物語の巻名があてがわれ、「源氏香図」と呼ばれる文様で表すのが特徴。
 香道をたしなむ大上さんは「源氏香図」の文化性に魅せられ、その文様が入った着物や帯、小物などを30年ほど前から熱心に収集。源氏物語が生まれて1000年目にあたる今年、赤穂高校で同級生だった同院の小林太玄和尚の勧めもあり、出品することになった。
 コレクションは、古帛紗や掛軸、くしなど多岐にわたり、いずれも縦棒5本と横棒からなる独特の文様があしらわれている。今展では、源氏香図に関連のある品のほか、江戸後期の袱紗など合計約200点を出品。同院は通常非公開で展示期間中のみ特別拝観できる。
 「すばらしい場所にお気に入りの品々を並べさせていただけるのは光栄でありがたい」と大上さん。「物語の内容に図柄や色合いをマッチさせている文化性の高さや奥ゆかしさを感じてもらえれば」と話している。
 11月9日(日)まで(ただし6日と7日は除く)。午前9時〜午後4時。拝観料は大人800円、中高校生400円。問合せは「京都古文化保存協会」Tel075・561・1795。
 2008年10月25日付け赤穂民報

赤穂高等学校創立70周年記念式典で講演する小林太玄和尚(大徳寺)
 1997(平成9)年、赤穂高等学校は、創立70周年を迎えました。記念式典に大徳寺塔頭の黄梅院の小林太玄氏を迎えました。
 以前、小林太玄氏は、講演の途中、機嫌を悪くして、帰ってしまったことがあるということで、いろいろな著名人と接触のある私(このページの作者)に、応対を一任されました。無事、講演が終り、「お帰りになりますか、それとも式典をご覧になりますか」とお聞きすると、「後輩の活躍を見たいですよ」を気さくに言われ、体育館の指定の席にご案内致しました。
 この講演サボの話は、式典の記録係で暇(?)な私に仕事を与えるという計らいのため、創作されたのでしょう。小林太玄氏の名誉のため、一言触れておきます。
 赤穂民報の記事のなかで、小林太玄氏の名を発見して、懐かしくも、最高に緊張した体験を思い出しました。

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