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陸上の年代別日本新を樹立
陸上男子400メートル(40〜44歳クラス)の日本記録保持者となった笠原裕之選手
 3日に三木総合防災公園であった陸上の第63回兵庫県郡市区対抗、男子400メートルで農神町の笠原裕之選手(40)=御崎公民館長=が52秒02の年代別日本記録をマークした。

 笠原選手は高校時代から短距離アスリートとして活躍。赤穂高から龍谷大に進み、関西インカレで400メートル4位の実績を残した。社会人になってからも競技を続け、高校生選手を負かすほどの走力をキープしている。

 年代別日本記録は35歳以上を対象に5歳刻みで認められ、笠原選手は40−44歳クラスに該当する。クラスで最も若い年齢で出場できる今季は「記録を狙うチャンス」と年明けから計画的なトレーニングに取り組み、3日のレースで従来の記録を100分の1秒更新した。

 「体重を5キロ近く絞ったので体が軽い。もう少しタイムを短縮できそう」と笠原選手。最終目標は9月に東京・国立競技場である全日本マスターズ。「そこで年代別アジア新を樹立する」ことを目指している。昭和52年から破られず、男女全クラス全種目を通じて最も古いアジア記録(51秒7)で、塗り替えれば33年ぶりの快挙となる。

 6月以降も競技会や記録会に出場する予定。競技を通じて知り合った選手同士の交流も楽しみの一つになっている。「80歳、90歳になっても大会に出場している大先輩もおられる。自分もできるだけ長く陸上を楽しみたい」と気負わずに記録更新を目指す。
 2010年5月11日付け赤穂民報
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