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弥生式文化時代の遺跡━若狭野(野々)
石器・土器(若狭野出土)
那波野古墳
 国道二号線に沿って東西にのびる平地のほぼ中央に南北に連らなる凸形の丘陵状の山があり、この山のゆるい傾斜地の南に面した辺り、戦後の砂防工事・植林等の工事によって相当広く掘りおこされた時、相当量の土器が石器と共に発掘されたようである。
 この辺りは、南に面し古代住居の条件を備えた絶好の場所である。
 この遺跡は弥生式のつぼをはじめ、高杯等の土器類と共に、磨製の蛤匁石斧・石鏃等と共にこれらをつくったサヌカイト原石が見られることから石器製造の工業地帯? ということも考えられる。

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