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城址━大島山城

大島山(那波)
大島山風景
 長治元年、海老名家季が大島山に城郭を築いたという。海老名家は、この地方の豪族であった。
 伝説としては、播磨三代海老名盛重が富士の裾野の巻狩に白狐を退治した功によって、源頼朝から大島を拝領したともいわれるが、一説には、播磨7代海老名弾正忠景知が主君赤松則村の催した佐方の狩座で白狐を退治した功によって則村から恩賞として与えられたともいわれている。
 佐方の狩は、建武3年(1336)3月の末で頼朝の富士の巻狩りより数えて実に144年後のことである。  大島は、元は島であったが、三角州によって現在は陸続きである。

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