野口雨情と「播磨港節」

野口雨情自筆「播磨港節」(栗尾謙一氏蔵)

野口雨情自筆「播磨港節」(栗尾謙一氏蔵)

「青い目の人形」「十五夜お月さん」「黄金むし」などの童謡、「船頭小唄」「波浮(はぶ)の港」などの民謡の作詞者として知られる野口雨情(１８８２〜１９４５)は、昭和１１年相生を訪ねて「播磨港節」を作詞した。しかし、結局作曲されず、今日まで日の目を見ていないのは残念である。