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 私たちの住む相生市には、もと郷社といわれる神社が3社、村社とよばれる神社が4社、その他、各部落には無格社としての荒神社がある。
 これらの社格は、私たちの家でいえば、家柄にあたるものであって、神格云々というものではない。
那波八幡神社(旧郷社)
那波八幡神社拝殿
 那波八幡神社神殿  神殿前のご神灯には神紋三つ巴が印されている。
 祭神は、応神天皇で、文治2年(1186)の創立である。大島城主、海老名家李の孫、海老名盛重、鎌倉八幡宮を勧請して、現在の位置に奉祀したが、安永年間、社殿宝蔵すべて火災にあい、宝物・公文書など、すべて焼けたので、関係村民の相談で天明2年9月(1782)社殿を再建した。 
 社殿のつくりは、入母屋(いりもや)づくりといって、多くの神社でみられるものである。秋の例祭には、氏子の人たちが、獅子(しし)かぐらを奉納して、平素の神風にむくいている。
 また、神紋は左三つ巴である。

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