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エピソード

306_06

今、賢い消費者になることが求められています(3)
 この連載記事は、啓蒙的な意味でなく、私自身への警告の書です。
 多種多様な製品が製造・販売され、多岐多彩の報道・口込みに対して、自分自身の価値観を確立していなければ、振り回されて悔いが残ると、感じたした次第です。
 第一回で扱ったのは、「電子書籍(iPad)について」「電子辞書」、「情報処理から比較(紙辞書:電子辞書:CD辞書)」、「割烹」でした。
 第二回で扱ったのは、「ツイッター」、「ブログ」、「ホームページ」でした。
 電子書籍も電子辞書も使う人の立場によって、非常に便利だと感ずる人もいます。当然です。
 料理についても、ある店・ある料理を美味しいと感ずる人もいおれば、他の店・他の料理を美味しいと感ずる人もいます。当然です。
 ツイッターがいいと言う人もいれば、ブログがいいと言う人もおり、ホームページがいいとか、その全てを使っている人もいるでしょう。当然です。
 今回は、パソコンのOSとソフトについて、考えてみます。 
ホームページビルダー(ソフト) 私とビルダー ウインドウズ(OS)
ヴァージョン CPU メモリ
01 1993年     Windows3.1    
02 1995年     Windows95 100MHz 32MB
03 1996年 ビルダー1 タグ言語      
04 1997年 ビルダー2 タグ言語      
05 1998年 ビルダー3 ビルダー3

タグ言語
Windows98 266MHz 64MB
06 2000年 ビルダー2000 Windows2000    
2000年 WindowsME 750MHz 128MB
07 2001年 ビルダー2001 WindowsXP 1.8000MHz 256MB
08 2002年 ビルダー6      
09 2003年 ビルダー7      
10 2004年 ビルダー8      
11 2005年 ビルダー9      
12 2006年 ビルダー10 WindowsVista 2.4000MHz 800MB
13 2007年 ビルダー11      
14 2008年 ビルダー12      
15 2009年 ビルダー13 Windows7    
16 2010年 ビルダー14      
 私がワープロを買ったのが、1986年です。苦労して、日本史史料や忠臣蔵史料を数千円時代のFD(フロッピーディスク)100枚に保存しました。
 私がパソコンを買ったのは、1989年です。FD100枚に保存した日本史史料や忠臣蔵史料がパソコンにコンバート出来ることを知ったからです。MS/DOS(OS)上のパソコンとリレーショナルデータベース=dBASEVPLUS(ソフト)の融合で、事務処理は飛躍的に上昇しました。
 私がDOS/V(IBM互換機)のパソコンを買ったのは、1996年です。OSはWindows95で、付録にビルダー1(ソフト)でした。
 1998年、有料でビルダー3を購入しました。これは素晴らしいソフトで、以後、現在まで、ビルダー3とタグ言語を併用して使っています。色々な研修に招待され、ビルダー3以降ビルダー13までを使って来ましたが、ビルダー3以上のソフトに出会ったことはありません。
 OSに関しては、Windows95、Windows98WindowsMEWindowsXPと使ってきました。
 2002年、ある市のホームページ作成講座の講師に招聘されました。OSはWindowsXP、ソフトはビルダー3を使うことで、ワードで困っていた方々に大きく支持され、今日まで主催してきました。
 2008年、小学校のホームページを担当している先生を対象の研修会に招待されました。OSはWindowsVistaというので、WindowsVistaの欠陥を直ぐ感じました。
 2009年、WindowsVistaの欠陥を市場原理により排除され、Windows7が発売されました。
 2010年、WindowsXPの詩情のシェアは企業や市役所などを中心に50%以上です。
 パソコンに関しては、私の価値観は確立しています。
 1989年、IBMと東芝が50%出資する会社の姫路工場(従業員:1,200人)が設立されました。人事部長が知り合いということで、工場見学に招待されました。机の上にはパソコン以外何もありません。IBMの担当者から「紙を使う企業はつぶれる。紙を使わない発想が新しい創造を産む」と説明され、強烈な衝撃を受けました。以後、私は「紙を使わない」という命題を追求することで、全ての価値観を設定してきました。
 1996年、OSのWindows95とタグ言語の融合で、紙を使わないで、自分の伝言(メッセージ)をホームページとしてアップしてきました。
 1998年、ビルダー3というホームページソフトを購入しました。エクセル・ワード・ビルダー3でページ(データ)を作成することをデータベース化といいます。このデータをリンクすることを情報処理化といいます。「データベース化と情報処理化により、紙を使わず、データを効率化できる」という命題を解決しました。
 当然、保存するデータはCD(デジタル)化出来ます。 

 私の紙を使わない命題は、電子書籍や電子辞書などで実現しています。
 神戸新聞(2010念11月7日付け)は「本が変わる 電子書籍最前線」と題して、国立国会図書館館長の長尾真さんの記事を次のように紹介しています。
 −国立国会図書館で進める電子化事業とは。
 「国内の出版物はすべて国会図書館に納本され、保管されることになっている。以前から、著作権が切れた貴重な資潮をスキャンする電子化を進めてきたが、昨年の著作権法改正で国会図書館は権利者の許諾がなくても出版物の電子化が可能となった。現在、蔵書のうち400万冊の電化を本格的に進めている」
 「2010年度末までに1968年以前に刊行された約100万冊の電子化が終わる見込み。過去から将来にわたる日本の出版物すべてを電子化し、利用者が国会図書館のデータベースを経由して電子データを借りることができるようにしたい」
 −電子データの貸し出しの仕組みは。
 「図書館内では電子書籍を無料で読める。館外で読みたい人のために電子出版物流通センターのようなものを作り、そこにアクセスした利用者に国会図書館の電子データを有償で貸し出し、出版社側には一定の料金を支払う。その価格は出版社側に決めてもらう」
感想1:私は入手することができない史資料が、有料であっても、庶民に解放されることを歓迎したいと思います。ネット以前は、紙による史資料を使用上で制限があり、大学や研究機関、しかも都市が有利でした。その結果、一部の学者や研修者によって、史資料が占有され、競争のない学説が流布していました。
 しかし、、ネット以後、忠臣蔵などの史資料が閲覧可能となりました。その結果、私のホームページ『忠臣蔵』が学者・研究者と互して、大きな評価・支持を得ることがでえきました。
感想2:ネット上の史資料は文字はテキスト化され、写真はmpg化されているので、汎用性があり、使用も用意でした。しかし、電子書籍は文字も写真もmpg化されているので、mpg化された文字は印刷し、テキスト化しなおす必要があります、電子辞書もパソコンと互換性がありません。
 国会図書館の電子化はこの問題に触れていませんが、将来性を考えるなら、「青空文庫」のようにテキストとhtml化で公表して欲しいものです。

 次に、誰しもが、ネットを通じて、自分の意見を表明する事が出来るように成りました。民主主義の発展には、重要な出来事です。
 しかし、書籍や新聞・雑誌などは、編集者のフィルターを通して、発行されます。他方、ツイッターやブログ(SNSや2ちゃんねるなどの掲示板も含む)・ホームページなどは、自分だけの検閲で、発信できます。
 私の体験を報告いたします。
 私は、小学校のHP担当の先生がVISTAということで、VISTAを使って研修しましたが、即欠陥品だと感じました。その解決策を求めて、地域SNSのパソコンのトピックに意見を求めました。数人の人から「慣れるしかない」という返事がありました。
 これでは、解決策になりえないので、全国SNSのVISTAのトピックに意見を求めました。多くの人から返事がありましたが、「慣れるしかない」というものでした。ある人から「よくその問題を見つけましたね」と逆に感心されました。
感想3:皆さんは一生懸命応えてくらましたが、ブログやSNSでは、明快な答は得られないということです。明確に、ペーパーレス・分業と協業・情報処理という命題を持っている人でなければ、有効な回答が期待できないということでしょうか。
感想4:専門家によりフィルターされていない発言は重要ですが、それを有効にするためには、利用する人にそれなりの価値観が必要だということでしょうか。

 最近、様々なブームに遭遇します。それを例示します。
 読者の皆さんはどう対応されていますか。私の対応策を参考に紹介します。色々な意見をお待ちしています。
(1)「ミシュランガイドブック」。ガイド(2415円)を持って食べ歩きする人がいるようです。私は、美味しいと感じたのは選んだ人の舌で、私の舌ではありません。私の舌で確かめらる近所なら、行くこともあるかもしれません。そのためにわざわざ行くことはありません。
(2)「イケメン武将隊 歴女殺到」。名古屋城の観覧者数はイケメン武将隊を結成する前は1カ月で17万人あったのが、結成後は20万人にも増加したというものです。競馬の時の馬女?、サッカーの時もフレ女?、相撲では若貴女?、龍馬伝の雅治女?など、女性は一極に集中して、応援する周期があるようです。ブームに身を置くことでその時の歴史に参加する気分になるのでしょう。私はライフワークとして忠臣蔵を研究・調査していますので、全国にある忠臣蔵の史跡を旅し、それをホームページにアップしているので、ブームを追っかけるような余裕はありません。
(3)「パワースポット」。運気が上がる神社仏閣や名所をいいます。@平安時代の陰陽師・安倍曙明を祭る痛明神社のご神木があります。A「山手八番舘」には座れば願い事がかなうという「サターンの椅子」のがあり、連日行列ができます。B住吉大社の五所御前は「住吉大神降臨の地」とされ、「五」「大」「力」と書かれた石を探し集めてお守りにすると、ご利益があるとされます。C大神神社は三輪山がご神体で、白いたすきをかけ、自らおはらいをして入山する。C「縁結び」で有名なのが出雲大社です(@〜Cは朝日新聞2010年11月7日)。D学問の神様で有名なのが各地の天満宮です。私は、@〜Cはたわいないブームといえます。しかし、学校や会社への合格を祈願することは、神様はどうもうでしょう。誰かを落とし、誰かを合格させる願は、神様は聞いてくれません。
(4)「家庭用ゲーム機」。任天堂のWii(ウィー)、ソニーのPlayStation(プレイステーション)などが有名です。株式会社カプコンの2009年3月期連結業績(2008年4月1日〜2009年3月31日)は、売上高918億7800万円(前期比10.8%増)、営業利益146億1800万円(前期比11.4%増)、経常利益138億800万円(前期比12.6%増)、当期純利益は80億6300万円(前期比3.3%増)です。これはプレステ用などの「バイオハザード5」が世界で400万本、「ストリートファイターW」が世界で200万本が売れたからです。ゲーム機は面白いから売れるのでしょう。私はビルダー3(ウインドウズ95)でホームページをアップしています。これが最高に面白いのです。他人が造ったゲームでなく、自分が想像から創造を産む能動的なゲームだからでしょう。ゲーム機を買ったり、やったりしたことはありません。
(5)「ケータイ」。アップル最高益 アイフォーン9割増。2010年7〜9月期決算。売上高は前年同期比67%増の203億4300万ドル(約1兆65.00億円)、純利益は同70%増の43億800万ドル(約3500億円)。付加価値をいくら生み出したかを示す売上高粗利益率は37%。日本ではスマートフォン((多機能携帯)戦略を展開したソフトバンクモバイルが5期連続で過去最高益を更新しました(2010年10月)。営業利益は5314億円(9.5%増)、純利益3097億円(8.8%増)。スマートフォンは約3万円台で売られています。
 他方、ケータイを使用する側の実態をみると、食事中もトイレの時も風呂の時も携帯電話を手放せない「ケータイ依存症」が問題になっています。以下は朝日新聞(2010年10月20日)の報告です。
 ある中学の女子生徒(ある期間のみケータイをなし)は、友人ら約240人分の連絡先をケータイに登録もている。毎日、友人らのブログ(日記)をチェック。休日には1日100件前後のメールをやりとりして、「ずっと触っている状態」だ。定額制コースに入っているため使用料は月約1万円だが、もしも入っていなければ帝求は100万円を超える。ずっと使っているので消耗が激しく、1年ごとに買い替える。
 実は2日前、友人から「日曜に遊びに行こう」と誘われたけど、その場で断った。待ち合わせは時間も場所も、お互いの都合で急に変わるもの。ケータイがないと、ぎりぎりの連絡がつかないでしょう。‥‥やることがなくて昼寝。とにかく、ケータイに触って安心したい。
 午前中、もうケータイはないのに、メールを受信したときの「ブルブル」という振動音が聞こえた気がした。幻聴だったのかな。
 ケータイが、やっと返ってきた。ケータイに依存しているんだと少しは分かった。それでも、やっぱり触らずにいられない。使用時間を減らすつもりはないよ。
 やめるべき理由が出てきてもやめられなくなった状態を「依存症」という。子どもは進路や勉強、親子関係など大人以上に心細い状況に置かれている。メールなら「つながっている」lという安心感を得ることができる。でも、それはつかの間。不安の根本が解消されたわけではないから、すぐに寂しくなってまたメールを送る。
 抜け出す第一歩は、まず依存の事実にきちんと気づくこと。その上で、部活や親子での会話など周りと親しい人間関係を築いていくことが欠かせない。
 私は、自分の自由な時間が欲しいという命題を持っています。人も心にずけずけ入ってくるケータイは持っていないし、固定電話はあるがかけない。1日に300通以上のメール(迷惑メールも含め)があるが、ダウンロードは朝・晝・夕方の3回だけで、返事は夕食後の午後6時以降です。外出にもケータイもないので、心身が解放されて、とても快適である。「あの人はそういう人だ」と分かってもらったなら、お互いの価値観を尊重し、ゆっくりした生活を送っています。 
ケータイ依存症の診断基準(朝日新聞2010年10月20日付け)
□予定より多くの時間、ケータイに触ってしまう。
□ケータイの使用時間を減らしたり、やめたりできない
□体や心によくないと思っても時間に見境いなく触ってしまう
□使用時間を増やさないと、楽しいと感じなくなる
□使い終えて余韻がさめるまで、とても多くの時間がかかる
□勉強や部活、家庭での手伝いよりもケータイが優先する
□ケータイに触らないでいると、不安が高まり、再び触ってしまう
(3項目以上該当すれば「ケータイ依存症」と見立てる)
感想5:車に特に興味のある人の車に同乗した時の体験です。交差点で信号待ちをしていた時、対向で停車していた車を見て、「負けた!!」と叫びました。1週間後には、それ以上の車に乗って来ていました。車は人間や物を運ぶ道具と考えている私には、全く理解できない行動です。
 逆に、私は、パーパーレスを実践するため、パソコンやOSやソフトに外国の高級車を買うほどお金を投資してきました。パソコンに興味のない人は、全く理解できないでしょう。
 価値観という視点からすると、他人の趣味・行動は笑えない事も事実です。その価値観が自分にとって、今までの生活、今の生活、今後の生活に意義を与えるなら、違いを認めることも大切です。
 他人の趣味・行動に、そう「目くじらをたてなさんな」というのが私の結論です。
2チャネルと私の「忠臣蔵」
 卒業生から「先生のホームページが2ちゃんねる」で取り上げら手手いるというメールが入りました。
 中央義士会の「逆説の日本史 忠臣蔵の謎」反論にも私の「書評忠臣蔵」がアップされています。
 調べてみると、2008年6月22日に「忠臣蔵の真実3 赤穂浪士はテロリスト」という書き込みがありました。
 中央義士会の「逆説の日本史 忠臣蔵の謎」反論というのがテーマです。
483 :日本@名無史さん:2008/12/23(火) 23:25:15
http://www.12-14.jp/oshirase1.html
(私の本名)って、

http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/index.htm
の作者だったのか。

普段からキュージョーマンセーだの、中島岳志は素晴らしいだの、チョンくせーこと
ほざいてる日教組の手下だと思っていたら、こいつかあ。

やっぱ中央義士会ってネタでしかないということが確定した
484 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 19:18:57
http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/p_nihonsi/episodo/151_200/189_02.htm
5  私は、赤穂に生まれ、赤穂で育ち、最後の学校を地元の高校で終えました。
そういう立場から言うと、裁判もなく、仇を討ちことが美徳とされている時代と、法治国家の時代を比較すること時代がナンセンスです。
 次に、赤穂浪士がその場で自害しなかったのは、世論を敵に回して、独裁将軍徳川綱吉がどう裁定を下すか、その力量を試そうとしたためです。
 彼らは、討ち入った時も死を覚悟しているし、討ち入り後も死を覚悟しています。

 もし、大隈重信が本当にそう言ったとしたら、それは政治家一流のハッタリだと思います。
「ワシは赤穂浪士よりも凄い奴に狙われて、名誉の負傷をしたんだ」と。ケガしてもただでは起きないところが凄いと思います。

485 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 20:01:36
なんだ?えらい電波ゆんゆんな文だな
483 :日本@名無史さん:2008/12/23(火) 23:25:15
http://www.12-14.jp/oshirase1.html
有政一昭って、

http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/index.htm
の作者だったのか。

普段からキュージョーマンセーだの、中島岳志は素晴らしいだの、チョンくせーこと
ほざいてる日教組の手下だと思っていたら、こいつかあ。

やっぱ中央義士会ってネタでしかないということが確定した
484 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 19:18:57
http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/p_nihonsi/episodo/151_200/189_02.htm
5  私は、赤穂に生まれ、赤穂で育ち、最後の学校を地元の高校で終えました。
そういう立場から言うと、裁判もなく、仇を討ちことが美徳とされている時代と、法治国家の時代を比較すること時代がナンセンスです。
 次に、赤穂浪士がその場で自害しなかったのは、世論を敵に回して、独裁将軍徳川綱吉がどう裁定を下すか、その力量を試そうとしたためです。
 彼らは、討ち入った時も死を覚悟しているし、討ち入り後も死を覚悟しています。

 もし、大隈重信が本当にそう言ったとしたら、それは政治家一流のハッタリだと思います。
「ワシは赤穂浪士よりも凄い奴に狙われて、名誉の負傷をしたんだ」と。ケガしてもただでは起きないところが凄いと思います。

485 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 20:01:36
なんだ?えらい電波ゆんゆんな文だな
486 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 20:04:48
http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/p_nihonsi/episodo/101_150/122_02.htm
この2年間にわたる物語がドラマチックだったので、すぐに芝居化されました。
その集大成が『仮名手本忠臣蔵』で、『仮名手本忠臣蔵』が上演されたから、忠臣蔵の人気が出たのではありません。

田舎で、印籠を片手にして「この印籠が目に入らぬか」と威張るくらいなら、
将軍綱吉に談判して、悪法を撤回する方が先ではないかと思うと同時に、黄門さんも説教したが、
拒否されたかもしれないと思うようになりました。
 この権力者を、内蔵助が悩ませ、喧嘩両成敗を勝ち取ったという事実だけでも、人気の秘密が分かります。
4  最大の要素は、当時から庶民が、討入りを支持していたことです。庶民は、生類憐みの令や貨幣改鋳で苦しめられていました。
浅野家の遺臣が、憎き幕府に立ち向かったので、これに喝采を送りました。
 その結果、「これは堀部安兵衛さんの手紙や」とか「大石内蔵助さんの盃や」というように、豊富な一級史料を大切にして、子孫に残したのです。

487 :日本@名無史さん:2008/12/24(水) 20:12:04
赤穂浪士がその場で自害しなかったのは、世論を敵に回して、独裁将軍徳川綱吉がどう裁定を下すか、 その力量を試そうとしたためです。彼らは、討ち入った時も死を覚悟しているし、討ち入り後も死を覚悟しています。

マジですか?

488 :日本@名無史さん:2008/12/25(木) 18:11:49
マジです
492 :日本@名無史さん:2008/12/26(金) 00:27:46
昨年(2004年)9月の『朝鮮日報』が珍しいニュースを配信しました。
 日本でも活躍して、人気のある「BoA」さんらが、ソウル劇場で、試写会に先立ち、
安重根義士記念事業会に5000万ウォン(日本円の500万円)寄付して、
「映画『多黙安重根』を観て少しでも愛国心を持ってくれたらと思う」と語ったとありました。
 その記事を引用して、日本の日刊スポーツが「歌手のBoA(17、韓国)が、
伊藤博文を暗殺した安重根を題材とした韓国映画『多黙安重根』のプロモーション活動を行う」という記事にしました。
 日刊スポーツの記事を知った『朝鮮日報』は、「安重根義士に対して同紙(日刊スポーツ)が否定的イメージの"暗殺犯"という言葉を使って報道したのは、
BoAの今回の映画PRと巨額の寄付が日本では好ましく思われていないということを示している」 と報じています。
 いくら日本に自虐的であって、抹殺したい気持ちも分かります。しかし、若い韓国人・朝鮮人が、
口コミで語る内容は重いです。次世代、次世代に語り継がれるのです。ホームページをみれば、韓国の新聞は日本語でどんどんPR活動をしています。
「臭いものには蓋」は、通用しないのです。
 こうした事実を受け止め、過ちは素直に謝り、負のエネルギーを今後の友好に活かすことです。
http://www.eonet.ne.jp/~chushingura/p_nihonsi/episodo/151_200/199_02.htm
493 :日本@名無史さん:2008/12/26(金) 00:31:27
示唆に富む記事がありました。筆者は日本国際問題研究所のロバート・ドゥジャリクさんです。
 「ドイツは半世紀以上もの間、謝罪し、賠償金を支払い、そして近隣諸国を脅かすような戦争にかかわる政府の活動を禁止し統けている。
 この結果、より強大になり、ナチに殺害された国民の遺骨が無数に埋まるポーランドや、ガス室で死んだ親類が数多くいるイスラエルでも高い評価を受ける国となった。
 レバノンでイスラエル人が誘拐された時、イスラエルはドイツに解放交渉を依頼した。ナチが残虐の限りを尽くした旧ユーゴスラビアでもドイツ軍兵土は歓迎され、
ドイツの外交官は米国における自国の国益に役に立つ在米ユダヤ人組織との建設的関係を築き上げている。
 日本も合理的な分析に基づいた政策をとれば、アジア、そして世界における地位を強化することができるだろう」
(『朝日新聞』2005年7月30日付け)
ようするに、赤穂浪士を賞賛するさんは、安重根も賞賛し、日本は
朝鮮様に謝罪し、賠償金を支払い続けろ、とおっしゃっているようです。
感想5:(黒の背景)は、私のホームページ上の伝言(メッセージ)を2ちゃんねるの読者が紹介している部分です。
 私の引用部分については、使い方に問題がありますが、忠実に紹介して、読んだ人も誠実に応対している人もいます。
 根拠なく、誹謗中傷で終わる「2ちゃんねる」ですが、私の立場を「安重根も賞賛し」(私は事実を紹介)、「朝鮮様に謝罪し」(私は今の北朝鮮を日本の軍国主義時代と同じだと批判)、「賠償金を支払い続けろ」(私は賠償金の問題は日韓基本条約で解決済みの立場)と誤解してはいるが、ここで私へのトピックは終了しています。
 史実に忠実に、誠実に伝言(メッセージ)を発信していれば、以上のような展開を遂げるという一例でしょうか。

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