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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


門脇禎二氏の『遥かなる山河に』と 金沢 嘉市氏の『死をみつめる心』



テキスト:007*門脇禎ニ(大14)京都府立大教授 日本古代史  「遠かなる山河に」(東大新書)『すでにその歴史的性格や結果の展望も或る程度は知り乍らも、太平洋戦争に駆りだされ無念の死を遂げていった先輩たちの言葉と心情が、何とも口惜しく悲しかった。今後の自分の生き方や勉強の学び方を深く考えさせられた』

略歴など:(1925年9月28日 - 2007年6月12日)日本の歴史学者。京都府立大学名誉教授。京都橘女子大学名誉教授。専門は日本古代史。文学博士(京都大学、1969年)。高知県生まれ。


テキスト:008*金沢慕市(明41)児童教育   岸本英夫「死をみつめる心」(講談社)『ガンとたたかいながら、死をみつめ猛然と生きぬいた中から得た死生観に心を打たれました』

略歴など:昭和時代の教育者。
明治41年10月2日生まれ。昭和3年から小学校教師・校長を41年間つとめる。33年東京の祖師谷(そしがや)小学校長のとき,勤務評定に反対した。活発な教育評論活動で知られ,53年子どもの文化研究所所長。昭和61年10月10日死去。78歳。愛知県出身。青山師範卒。著作に「ある小学校長の回想」など。

日本人名大辞典, ジャパンナレッジ より