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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


川上正道氏『学問の花ひらいて』と川喜田二郎氏『茶の本』 



テキスト:007*川上正道(大1)東京経済大教授 経済学   加藤支三「学問の花ひらいて」(新日本出版社慈)『副題は「『蘭学事始』のなぞをさぐる」となっているように、幕末、杉田玄自らが西洋医学をオランダ語で苦心して学びとっていく過程が、感動的に見事に紹介されています』

略歴など:調べましたが見つかりませんでした。ごめんなさい


テキスト:008*川喜田二郎(大9)   岡倉天心「茶の本」(岩波文庫)『日本人の生き方のエッセンスをさりげなく語り、国際性も申し分ありません』

略歴など:昭和後期-平成時代の文化人類学者。
大正9年5月11日生まれ。今西錦司の影響で山岳・探検活動をおこなう。大阪市立大助教授をへて,昭和37年東京工業大教授。のち筑波大,中部大の教授。大興安嶺,ネパールなどの学術探検に参加。59年ネパール山村への技術協力によりマグサイサイ賞。KJ法を創始した。平成21年7月8日死去。89歳。三重県出身。京都帝大卒。著作に「鳥葬の国」「発想法」「素朴と文明」など。
日本人名大辞典, ジャパンナレッジ より