index back next

有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


中田易直氏の『文学に現われたる国民思想の研究』と中野尊正氏の『論語』



テキスト:001 **中田易直(大8)中大教授 日本史 
 津田左右吉「文学に現われたる国民思想の研究」(岩波書店※)
 『高校時代、小説よりも興味深く読了し、歴史や思想に深く興味を持ちました』

略歴など:1919年、秋田県仙北郡角館町仙北市)生まれ。本籍は大館町大館市)。
東京帝国大学文学部国史学科を卒業。東京帝国大学では中村孝也辻善之助に師事する。特に中村孝也博士に師事し、中村孝也著『徳川家康文書の研究』編纂に尽力した。
文部省国史編集院編修官補、文部省教科書調査官、茨城大学文理学部助教授、中央大学文学部教授、城西大学招聘教授、城西大学客員教授、日本学術会議第一部長等を歴任。
瑞宝中綬章、旧勲三等瑞宝章に叙せられる。

 (出典: ウィキペディア)。


テキスト:002 **中野尊正(大9)都立大教授 地理学 
 「論語」(岩波文庫)
 『感受性の強い高校生に、私ごときものがおすすめできる本といわれると、責任の重さにたえられません。しいてあげるならば「論語」です。口訳がありますのでそれを読めばよい。いくつになっても読みかえして教えられることの多い本です』

略歴など:1942年東京帝国大学地理学科卒業後 1962年10月、東京都立大学教授就任。 3月定年退職。
第四紀学の諸分野のうち、地形とくに平野の地形学を発展させ、さらに災害・土地保全研究を行った。1984年年6月 東京都立大学名誉教授。
1994年年11月 勲三等 旭日中授章受章。