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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


長州一二氏の『天平のいらか』と中曽根康弘氏の『誓願』



テキスト:001 **長州一二(大8)神奈川県知事 
 井上 靖「天平のいらか」(新潮文庫)
 『五名の日本僧の誠実な人生と巨大な人物鑑真とが織りなす崇高なドラマ』

略歴など:昭和後期-平成時代の経済学者,政治家。
大正8年7月28日生まれ。昭和38年横浜国大教授。50年革新統一候補として神奈川県知事に当選し,5期つとめる。中央集権型行財政をあらためる「地方の時代」を提唱。57年全国の都道府県にさきがけて情報公開条例を制定。平成11年5月4日死去。79歳。東京出身。東京商大(現一橋大)卒。著作に「日本経済入門」など。

”ながす-かずじ【長洲一二】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:002 *中曽根康弘(大7)国会議員 
 薬師寺忠澄「誓願」(ペリカン社※)
 『著者が鹿児島の800米の高原に酪農を挑んだ苦闘の記録、心業一加の不行は近来にない実録として心に残った。抽象や文色の盛んな当代稀にみる、迫力のある本である』

略歴など:[1918〜 ]政治家。群馬の生まれ。海軍主計少佐として終戦を迎え、昭和22年(1947)民主党から衆議院議員初当選。長く憲法改正を主張しつつ、保守合同後は自民党で科学技術庁長官・防衛庁長官・通産大臣などを歴任。同57年首相就任。改憲はできなかったものの国鉄・電電公社・日本専売公社民営化を実現し、外交ではレーガン米大統領との盟友関係を築いた。62年退陣。平成15年(2003)政界引退。

”なかそね‐やすひろ【中曽根康弘】”, デジタル大辞泉, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)