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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


星野芳郎氏の『資本論第一巻』と洞 富雄氏の『青年に訴ふ』



テキスト:001 **星野芳郎(大11)技術史 
 マルクス「資本論第一巻」(岩波文庫)
 『技術と経済と人間との関係が、詳細に精密に分析されていることに感動した。現実を正視する冷静な眼と、現実をのりこえるヒューマニズムが、みごとに統一されている』

略歴など:昭和後期-平成時代の科学技術評論家。
大正11年1月13日生まれ。昭和21年民主主義科学者協会の創立に参加。現代技術史の研究をすすめ,技術論を展開。37年立命館大教授となる。56年帝京大教授。瀬戸内海汚染の実態を調査,公害などの社会問題にとりくんだ。平成19年11月8日死去。85歳。東京出身。東京工業大卒。著作に「技術と人間」「技術革新の根本問題」など。

”ほしの-よしろう【星野芳郎】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:002 **洞 富雄(明39) 早大教授 日本史 
 クロポトキン「青年に訴ふ」(    )
 『これは大杉栄の訳したパンフレットで、無政府主義者クロポトキンの著作です。戦後の大杉栄全集には完全に復原されたものが収められています。私の少年期精神史において決定的な役割を果した。美しい魂の書物でした』

略歴など:> 洞 富雄(ほら とみお、1906年11月14日2000年長野県出身の 歴史学者。専攻は 日本史。元 早稲田大学文学部教授。 文学博士(早稲田大学)。
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