凡　　　例

水木しげる氏の『ユッケルマンとの対話』と見田宗介氏の『苦海浄土』

テキスト：001　＊水木しげる（大12）　漫画家　 　「エッケルマンとの対話」（　　） 　『生きる上に非常に参考になった』

略歴など：昭和後期-平成時代の漫画家。 大正11年3月8日生まれ。復員後,紙芝居をかき,昭和32年貸本漫画の「ロケットマン」でデビュー。40年「テレビくん」で講談社児童まんが賞。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで人気作家となる。自分の体験をふまえた戦記物もおおい。平成10年児童文化功労賞。19年「Non Non Ba(のんのんばあとオレ)」がフランス国際漫画大賞。21年朝日賞。22年文化功労者。鳥取県出身。武蔵野美術学校(現武蔵野美大)中退。本名は武良(むら)茂。著作に「妖怪事典」など。 ”みずき-しげる【水木しげる】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先＜http://www.japanknowledge.com＞, (参照 2013-04-18)

テキスト：002　＊見田宗介（昭12）東大助教授　社会学 　　石牟礼通子「苦海浄土」（講談社※） 　『人間の本来的な生き方とはどのようなものかについて、たとえようもなく美しい文体で伝えてくれると同時に、現代の資本主義社会とはどのような社会であるかを、おそるべき透視力をもってみぬかせてくれる』

略歴など：昭和後期-平成時代の社会学者。 昭和12年8月24日生まれ。見田石介(せきすけ)の子。昭和57年東大教授。平成10年共立女子大教授。社会心理学,現代社会論を専門とし,現代日本の社会構造,社会意識の分析につとめる。著作に「現代日本の精神構造」「現代日本の心情と論理」など。真木悠介の筆名で「人間解放の理論のために」「時間の比較社会学」など。東京出身。東大卒。 ”みた-むねすけ【見田宗介】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先＜http://www.japanknowledge.com＞, (参照 2013-04-18)