体験 的パ ソコ ン論

忠臣蔵の史・資料の整理が
私の情報処理化の歴史

趣味の延長が仕事、仕事の延長が趣味

【001】第一回
 私は、赤穂で生まれ育ち、赤穂に勤めていた関係で、写真、音や動画などの忠臣蔵の史・資料は1万点余になりました。
 これらの膨大な史・資料を日常的に整理し、より利用しやすく工夫してきた過程が、私のデーターべ一ス化・情報処理化の歴史となっています。


 「趣味の延長が仕事、仕事の延長が趣味」というのが私のスタンスです。仕事で得た知識は趣味に応用でき、趣味で得た技術は仕事に役立つという考えです。日常化できないことは長続きできないともいえます。

朝日新聞(2002年3月21日号)

 在任中は授業に、学校行事に、仕事にとパソコンを日常的に活用してきました。それが忠臣蔵の史料や写真・動画の整理と利用を一段と進化させ、それが又学校生活に反映されました。ですから、どんな時もつらいとか、苦しいとか思ったことはありません。

各地で講演・研修の講師

 その延長で、忠臣蔵の講演を各地で行ったり、ボランティア活動として各地の小・中学校のパソコン研修に携わってきました。
 その積み重ねで、毎年のように兵庫県立教育研修所で諸先生を前に、パソコンを授業や公務分掌上でどう使用してきたかを論じてきました。 
 現在、地元公民館の定期講座としてホームページ作成講座を夫婦で担当しています。我が家には多くの方が来て、ホームページの研鑽に努めています。
 全国紙・地方紙を問わず、私の活動が新聞記事として毎年のように取り上げられました(作者のページ参照


 この体験を通して私が得たパソコン論を紹介したい。
 このパソコン論は『研究紀要第44号』(兵庫県社会科研究会、1997年発行)と『兵庫教育』(兵庫県教育委員会、2000年発行)などを基に展開します。