(33)ホームページは見る側の立場で作りましょう
写真は写真、文字はテキスト文字で処理するT
【1】文字も写真として処理した場合
@スキャナで取り込んだ新聞があります。重さは76万バイトです。基準の約12倍の重さです。
資料A
Aアドビ=フォトショップ=エレメンツを使って、幅を700ピクセルにし、「Web用に保存」すると、76万バイトの写真が5万9110バイトになります。
Bクリックすると、5万9110バイトの写真が表示されます。
C写真を文字化できません。しかし、文字を写真としたため、2万9555文字分のデータを使ったことになります。
D資料A5万9110バイトの容量を使っていることになります。
【2】写真は写真、文字はテキスト文字で処理した場合
資料B
@クリックすると、写真は写真、文字はテキスト文字として処理したページが表示されます。
A左の写真は1万2454バイト、右の写真は4412バイトです。合計1万6866バイトです。
B文字部分の容量は4000バイトです。つまり日本語を約2000字使った新聞記事ということになります。
C資料Bは、2万0866バイトの容量を使っていることになります。
【3】文字を写真化することの不合理さ・無意味さ→情報処理化とは無縁
@資料Bを見ると、写真は、文字に比してスペースは25%ですが、容量は全体の80%を使っています。
A資料Aを見ると、文字を写真化することで、文字の不鮮明さが分ります。
【4】文字はテキスト文字で処理した場合、情報処理の情報になります
@ブラウザ画面の「表示」をクリック→「ソース」をクリック
A必要なテキスト文字データをドラッグし、右クリックして、コピーします。
福井県では小浜市在住の堀部安兵衛・弥兵衛の子孫
B必要な箇所をクリックし、右クリックして、貼り付けます。このように、ドラッグした部分が利用できます。
Cこのような利用の仕方を情報処理化といいます。
【5】参考資料
(1)半角英数1文字を表現するのに必要なのは1バイトです。
(2)日本語1文字を表現するのに必要なのは2バイトです。
(3)1024バイト(日本語512文字分)が1Kバイトです。
(4)1Kバイトの約1000倍(日本語52万4288文字分)が1024Kバイトで、これが1M(メガバイト)です。
フロッピーディスク(FD)1枚の容量です。
(5)1メガバイトの約1000倍が1024メガバイトで、これが1G(ギガバイト)です。

*文字の写真化は、膨大なホームページスペースを浪費します。個人では、勿体なくて、できません!