情報処理の魅力・威力(48)
高邁な理論(哲学)には高度な技術が追いかける(3)━究極のソフト
**「時短のススメ」を可能にする4点**
(1) 小学生から80歳までの人が扱えるソフトですか(情報の共有化)
(2) 簡単に情報処理するには、リンク先のソース画面で自由に加工できますか(情報の処理化)
(3) 今入力しているデータは、来年には時短のススメになっていますか(情報の財産化)
(4) 以上の技術を多くの人が習得てきますか(技術の継承化)
ホームページビルダー3(HomePage Builder V3.0)→WINDOWS95時代のソフト

     ソフト 小学生から
80歳の方
リンク ソース
画面
情報の
共有
技術の
継承
例証
01 JavaScript 不要 × × × × リンク01
02 タグ言語 不要 × × × リンク02
03 ワード × リンク03
04 ビルダー13 リンク04
05 ビルダー3 リンク05
リンク06
表(1)生徒数・職員数
M高校の生徒数・職員数(1986年)
1学年 47人×10クラス 470人
2学年 47人×10クラス 470人
3学年 47人×10クラス 470人
全学年 47人×30クラス 1410人
全職員   141人
表(1)
 表(1)は、私が勤めていたある高校の1986(昭和61)年の生徒数・職員数です。

表(2)進路指導部に必要なデータ
進路指導部に必要なデータ
01 1・2年間の評定平均値 学年提供
02 3年時の評定平均値 学年提供
03 クラブ活動・生徒会役員歴 生徒指導部
04 欠席日数・病名など 保健部
05 大学・学部・学科別コード表 業者提供
06 模試結果 業者提供
表(2)
 表(2)は、進路指導部に必要なデータです。
(1)進路指導部の仕事の1つは、3年生の470人分の上記データを入手することにあります。
(2)入手したデータを効率よく、用途に合わせて、提供します。
(3)そのためには、各学年・各部との緊密な連携が不可欠です。
(4)1989(昭和平成元)年頃までは、このような作業は紙データで行っていました。

表(3)合否結果入力用紙と大学・学部・学科のコード番号
組番号 氏名 性別 都道府県別 大学学部学科 一般推薦の別 合否補欠の別 最終進路先 評定平均値 受験科目1 受験科目2 受験科目3 受験科目4 受験科目5 模試結果1 模試結果2 模試結果3 模試結果4 模試結果5 出身中学校 受験1校につき1データ
組番号 氏名 性別 都道府県別 大学学部学科 一般推薦の別 合否補欠の別 最終進路先 評定平均値 受験科目1 受験科目2 受験科目3 受験科目4 受験科目5 模試結果1 模試結果2 模試結果3 模試結果4 模試結果5 出身中学校 受験1校につき1データ
組番号 氏名 性別 都道府県別 大学学部学科 一般推薦の別 合否補欠の別 最終進路先 評定平均値 受験科目1 受験科目2 受験科目3 受験科目4 受験科目5 模試結果1 模試結果2 模試結果3 模試結果4 模試結果5 出身中学校 受験1校につき1データ
表(3━1)
大学・学部・学科 コード番号 国私 大学名 学部 学科
大阪大学・法・法 13151201 1 315 12 01
神戸大学・法・法 13301201 1 330 12 01
慶応大学・法・法律 32421202 3 242 12 02
同志社大学・法・法律 36021202 3 602 12 02
ベネッセのコード番号(全国の高校が参加)
表(3━2)
 表(3━1)は、合否結果入力用紙です。
 表(3━2)は、大学・学部・学科のコード番号です。
(1)進路が求める必要なデータを記入すると、受験1校につき1データを記入するだけで、職員室の机を2個並べても足りない長さになりました。列(フィールド)は30ほどありました。
(2)当時は、受験戦争といわれ、1人で平均10校受験していました。47人×10校=470行数になり、3年生の担任団には、個別にデータを保存していたので、大変な負担を強いられていました。行(レコード)は4700以上になりました
(3)当時、パソコンはあまり普及しておらず、紙データが主流で、紙データの処理方法の時代でした。
(4)パソコンの利便性をしった私たち一部の教師は、当時主流の表計算ソフト・マルチプランより今後主流になるであろう表計算ソフト・ロータス1・2・3を選択して、研修を重ねました。
(5)紙データ派の進路部長を説得して、表計算ソフト・ロータス1・2・3を使って、デジタルデータで合否結果入力情報を提出しました。
(6)中高連絡会議で、それぞれの先生にはそれぞれの出身中学生徒の最終進路先を提示して、中学校側に安心してもらう高校受験対策がありました(当時。今は知りませんが・・)

表(4)出身中学別最終進路先
0101 甘塩太郎 京都 同志社大学・法・法律 赤相中学
0522 山田太郎 大阪 大阪大学・法・法 赤相中学
0736 美空雲雀 東京 慶応大学・法・法律 赤相中学
1033 山口桃江 兵庫 神戸大学・法・法 赤相中学
表(4)
 表(4)は、出身中学別最終進路先です。
(1)ロータスで中学校別のソートをかけます。
(2)次に、ロータスで最終進路先のソートをかけます。
(3)その結果を印刷します。
(4)紙データより、一度入力したデジタルデータは様々な用途に加工できます。これを情報処理といいます。


表(5)教科・科目分類・学年・学期別コード表
【2】 年度   教科   科目   分類   学年   学期   考査
2009 09 社会 3 地理 1 必修 1 3年 3 3学期 3 中間
日本史 2 文系 2 2年 2 2学期 2 期末
世界史 3 理系 3 1年 1 1学期 1    
倫理 4                
政経 5                
表(5)
 表(5)は、教科・科目分類・学年・学期別コード表です。
(1)学校中で取り組まなければ、効果はありません。
(2)そのためには、学年・各部の代表者が情報処理委員会などを組織して、全員が取り組める方法を開発し、情報処理化が「時短のススメ」になることを証明します。
(3)47人×受験校数10×10クラス=4700行(レコード)、30列(フィールド)30以上では、当時のロータスでは、限界がありました。当時はベーシック(Basic)がリレーショナルデーターべスの主流でしたが、委員会では次期主流になるであろうディベース3プラス(dBASE3PLUS)を採用しました。先見の明があり委員会だったと思っています。メンバーは、20代・30代の理数の先生ばかりでしたが、40代で社会科の私が選ばれました。色々勉強できました。感謝しています。
(3)「0932131M」のコード番号は、2009年度の社会科必修日本史の3学年1学期の中間考査という意味です。1学期の中間考査の素点を入力すると、自動的に評定平均値がでます。以降、期末考査、2学期の中間・期末考査、3学期の期末考査など合計5回の素点を入力すると、学年末の評定平均値が出され、通信簿や進路情報に利用されます。
(4)この頃、塩野義製薬や新日鉄のSE(システムエンジニア)と交流を深めたり、兵庫県立教育研修所の講師として、高校の先生を対象に、情報処理(ペーパーレスによる情報の共有化)を担当しました。

ディベース3プラス(dBASE3PLUS)の魅力・威力←クリック
ディベース3プラス(dBASE3PLUS)の限界←クリック


表(6)リレーショナルデーターべスの歴史
リレーショナルデーターべス ホームページ
MS-DOS時代 01 ベーシック(Basic)  
 
02 ディベース3プラス(dBASE3PLUS)  
 
WINDOWS時代 03 アクセス(Access) ビルダー3
04 ホームページビルダー3(HomePage Builder V3.0)
表(6)
 表(6)は、リレーショナルデーターべスの歴史です。
(1)限界があるとはいえ、dBASE3PLUSは、ほとんどの学校の進路指導部で使用されていたので、データの継承、技術の共有が可能でした。
(2)しかし、WINDOWS時代になると、優秀なdBASE3PLUSもロータス1・2・3のロータス・デベロップメント社に買収され、WINDOWS版もでましたが、マイクロソフト社のアクセスの前に撤退していきました。
(3)このアクセスは、非常に難易度が高く、相生・赤穂両市で、私以上の技術を持っている人がSEの1人しかおらず、その人も本社に転勤したため、私もアクセスから撤退しました。
(4)WINDOWS95以降使用していたホームページビルダー3(HomePage Builder V3.0)を今も愛用しています。

表(7)ホームページビルダー3の威力・魅力
  パワー
ポイント
アクセス エクセル ワード PDF 筆まめ 携帯
電話
ホーム
ページ
フォト
ショップ
プレゼン              
表計算(マクロ)                
表作成            
ワープロ            
年賀状        
カレンダー          
高度な画像処理                
印刷用高画質画面              
HPアップ        
情報交換               
リンク先で編集
(情報処理に不可欠)
  重くて
複雑 
 重くて
複雑 
重くて
編集不可
     
表(7)
 表(7)は、ホームページビルダー3の威力・魅力です。
(1)色々な学校などへ研修に行きます。
(2)プレゼンするのでパワーポイント、年賀状を作るのでワードなどのソフトを指定されます。
(3)これがパソコン音痴の人をパソコン嫌いにしています。
(4)私は、表計算(関数やマクロ)はエクセル、高度な画像処理はフォトショップ以外、プレゼンも年賀状もホームぺージのアップも全てホームページビルダー3を使います。
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