home back

伊勢神宮のなりたち

◆伊勢神宮
 深い森に囲まれた皇大神宮(内宮)に隣接した古殿地の小さな覆屋(写真手前中央)には、この神宮でもっとも重要視される「心御柱」が埋められている。この柱は、正殿の床下中央に埋められるもので、神が天から降臨する際にとりつく「神蔽」として位置づけられている。20年ごとにすべての殿舎を隣の殿地に造りかえる式年遷宮のときでも、この心御柱は柱を保護する覆屋とともに残され、次の造営に先立って建て直される。かつては柱の上部は地上に出ていたらしい。

home back