吉良上野介の次女・阿久利姫は、津軽家の分家(黒石津軽家)の津軽采女にお輿入れしています。
ある時、上野介は、津軽采女の江戸屋敷に招待をうけました。その時、上野介は「おかずは良いが、飯がまずい」と放言したという。しかし、津軽采女は、相手にしなかったと言われています。
吉良邸討ち入り事件の時、津軽采女は、吉良邸に駆け付けたとも言われています。
|
1890(明治23)年に、上方歌舞伎の中村菊五郎・菊松夫妻を招いて、伝承されました。『仮名手本忠臣蔵』五段目などの演目があります。
福浦歌舞伎は、青森県無形民俗文化財に指定されています。
福浦稲荷神社の例大祭(4月10日)などに演じられます。 |