熟女のパソコン苦戦記(31)

軽くする?!

 今、我が家にはホームページをアップしたいという人が次々来ている。「ページが出来たので見て!」と言うので見せてもらうと、重くてなかなか画面が立ち上がらない時がある。「そうそう私も最初はこうだった。」とアップしたての頃を思い出す。
 
 我が家は光ファイバーを入れてから1年になる。それまでは、インターネットを私の部屋で見る時は、自分のノートパソコンに電話線をさしこんでいた。自分のホームページをアップした頃、嬉しい反面不安で自分のページを見た。「パソコン苦戦記」」の方はすっと出てきてやれやれ。次に「我が家の花」(最初1年間のせていた)は、5秒6秒・・・なかなか出てこない。あれれっどうした?自分で作っているだけに、ハラハラするやらドキドキするやら・・・その時間の長いこと!もし誰か他の人のホームページなら、とっくに違うページに逃げていただろう。
 
 すぐに師匠に聞くと「写真は軽くしたのか?」と、言うので驚いて調べてみる。アリャリャ、綺麗だけど重い写真をそのままのせていた。しかも1ページに1枚ではなく6枚も!そこでやっと師匠の言葉を思い出した。「写真やページをとにかく軽くせよ!軽くないと使い物にならないし将来性はない。」と耳にタコが出来るぐらい言われている。その意味が自分の失敗でやっと分かった。
 
 師匠は「見る人に優しいホームページを!」と常に言っている。優しいとは色々な意味があるが、そのひとつ。「電話回線でインターネットを見ている人は1ページが6万バイト以内でないと画面がスッと立ち上がらない。その人たちもスムーズに見られる様にするには1ページは6万バイトまでにすること!」と聞かされていたのを思い出した。
 
 もし私が初めから光ファイバーでしていたなら、師匠の言うことをイマイチ理解せず、重いページを作って得意がっていたことだろう。いい失敗?だったと思っている。今はホームページを作る時は「6万バイト、6万バイト。」とつぶやきながらしている。また、周りの人にも「軽くしないとダメよ。6万バイトまで!」と、いつの間にやら師匠の口癖が私にもうつったようで忠告している今日この頃。