先日、親戚の結婚式があった。新郎の母が闘病中だったが、この結婚式をきっかけに病状が回復してくれるのを期待して挙行された。式は若い2人の熱いおもいのこもった手作りのもので素晴らしかった。
愛情の限りを尽くして育てた息子の結婚式に出たかっただろうと新郎の母の気持ちを思い、私はデジカメを持参して母の目になって撮りまくった。(持って行くのをビデオにするか当日まで迷ったのだが、京都まで行くので三脚等かさばるしデジカメにした。) レンズが涙で曇りそうになるのを必死にこらえてシャッターをおした。
入院している新郎の母は一刻も早くその様子を見たいだろうと、家に帰ると即パソコンに向かいアルバム作りに取り組んだ。
@式の様子
A庭での記念撮影の様子
B披露宴でのケーキカット・スピーチをしてくれた方々
C披露宴での参加者の様子・出た料理の品々
D最後のセレモニーの様子等
5枚にまとめた。
このアルバムは技術ではプロとは比べようがない程下手だが、新郎の小さい頃からを知っている私は、人生の大きな節目になる結婚式をいい形で残してやりたいという意欲や熱意ではプロに負けないはずだ。
とか何とか呟きながら何十枚もの写真にメッセージを入れたりカットを入れたり2人の様々な工夫の様子やテーブル花まで入れながらアルバムを作っていった。
そして式の2〜3日後にそのアルバムを病院に届ける事が出来た。新郎の母は涙を流して喜んでいたということだった。「これはよかった。本当によかった。」と新郎・新婦をはじめ家族も喜んでくれて私もほっとした。
★反省・・・やっぱり決定的瞬間を撮るにはビデオにするべきだった。
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