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 熟女のパソコン苦戦記(77)
写真に模様を描く
 「ホームページビルダー」が仕事上での武器だとしたら、写真の加工ソフト「Adobe Photoshop Elements」の技術は武器にもなるが、楽しめる遊びの世界でもあるというのが私の感想です。

 師匠は、『写真の加工ソフトは色々あるが、何でもいいというわけではない。将来性・また汎用性という事が重要で、その観点から「Adobe Photoshop Elements」がよい』。と何時も言っています。先日も地方紙の求人で、「アドビのフォトショップ」の使える人とありました。師匠の言うとおりだと意を強くしました。

 ある時、私は卒業式のお祝いメッセージを作る事になりました。今までは模造紙に筆かマジックで書いていました。従来のやり方ではなく時代の先端を行くやり方で祝意を表したいと思案しました。そこで卒業する子どもたちの写真に漫画のような「ふきだし」を書き入れようと思いました。そこに私のメッセージも込めたかったのです。師匠に言うとやり方を教えてくれました。やってみると面白くてパソコンに釘付けになり、家事を忘れるぐらいでした。

 では、そのやりかたです。(練習に孫たちの写真を使っています)
孫たちのミカンがりの写真を使います @「Adobe Photoshop Elements」を立ち上げて、「開く」をクリックして使う写真をよんでくる。
A「ブラシツール」をクリック B「描画色を設定」をクリック
C色を選択したらクリックし、「OK」をクリック D「サイズ」をクリックして選んだ太さの上をクリック
 
E写真にマウスでふきだしをかく Fふきだしの中にマウスで文字を書く
 
 尊敬する日野原重明氏が「いくつになっても創めることを忘れない生き方をしましょう」と、言われました。私は61歳ですが、次々とパソコンで難しい事を師匠が教えてくれます。理解するのに時間がかかるし、おまけに忘れるのが早い。その時は分かったつもりでも、2〜3日復習をしないと直に忘れています。10日もすると記憶のかけらもありません。年齢のせいにしたいところですが、それでは進歩がありません。体で覚えるしかないと毎日パソコンを開いて格闘しています。すると何とか体が覚えてくれます。

 あれもこれもと欲張ると私ならどれもが中途半端になるでしょう。一つの事でもなかなか覚えられないのだから、あちこち手を出さないで、幾つか絞って究めたいと思っています。ぼつぼつですが難しい事を覚える幸せをかみしめています。

 さて、模様はマウスで自由自在に描けますが、文字はイマイチ上手く書けません。そこで次回はふきだしの中に文字を打ち込むやり方を書きます。

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