里芋の直煮 | |
材 料(4人分) | 作 り 方 |
里芋・・・皮をむいて350g だし汁・・・1.5カップ 砂糖・・・大さじ3 しょうゆ・・・大さじ2 柚子の皮・・・少々 |
1.里芋は洗って皮をむき、食べやすい大きさに切る。面取りをしてぬめりが無くなるまで水洗いする。(ぬめりがあると焦げ付きやすいです) 2.鍋に里芋とだし汁を入れて強火で煮る。泡が出てくるのでこまめにすくい取る。 3.泡を取ったら、火を弱め、砂糖を入れて3分程煮てからしょうゆ大さじ1.5を加え、落し蓋をして煮る。 4.竹串が通るようになったら残りのしょうゆを加え照りをだす。蓋を外したまま里芋を転がして、煮汁がほぼ無くなったら火を止めて柚子の皮をふる。 |
秋は里芋の旬です。私の実家は農家だったので、収穫の時期は同じ野菜が毎日食卓にのぼっていました。若い頃は特別好きな食材でもありませんでした。 渥美清さんの代表作ともいえる「男はつらいよ」のフーテンの寅さん。しばらくぶりに家に帰って来た時にリクエストするのがこの里芋の煮っ転がしです。お袋の味の代表的なものかも知れません。 最近私は この里芋がとても美味しく感じられるようになりました。里芋が品種改良されて美味しくなったのか、私が年を重ねてこういうものが好きになったのか分かりません。口の中でとろける感じです。 これは下ゆでしないで、いきなりだし汁で煮るので時間がかからず簡単で美味しいです。 |