児童らカキの種付け体験
漁船の上でカキの種付けを体験する児童ら=相生湾
マ初めてマンボウに触って興奮する児童ら=相生湾の壺根港
 養殖カキが名産の相生湾で2日、相生市立相生小学校3年生の児童17人がカキの種付けを体験した。里海の環境を学び、ふるさとの産業を体験しようと、同校が漁協の協力を得て実施。来年2月には大きく育ったカキを水揚げし、17家族がそろってカキづくしの料理を堪能する予定だ。

 漁船で湾内のカキいかだに到着した児童らは、約2メートルのロープにそれぞれ自分の名札をつけた。1本のロープに種ガキがついたホタテの貝殻を約20個ずつはさみつけ、漁協組合員が丁寧に海中につるした。

 ホタテの貝殻1個には指のツメ大から長さ5センチ近くに育ったカキまで約20個が付着しており、7カ月ほどでプリプリしたカキがロープ1本から約400粒とれるという。

 カキの種付けはみんな初体験。同市野瀬の上田華音(か・のん)さん(8)は「ロープにはさむのが難しかったけど、楽しかった。カキフライが大好きなので楽しみ。大きく育って欲しい」と話した。

 漁船を操縦した壺根(つぼ・ね)港の竹内卓也さん(48)は、家島沖でシラス漁をしていた1日、網で全長約70センチのマンボウを取った。水族館で見た児童はいても素手で触るのは全員初めてで、おまけの見物にみんな大騒ぎだった。長年漁をしている竹内さんもマンボウがかかったのは2度目。近く放してやるという。(茂山憲史)
2010年7月3日付け朝日新聞

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