端午の節句、小学生らペーロン体験 相生湾
息を合わせて船を走らせる子どもら=相生湾
 相生市の相生湾で五日、端午の節句にちなんだペーロン子ども体験乗船会が行われ、播磨地域から親子連れ約四十人が参加した。(黒田耕司)
 ペーロンは、紀元前三百年ごろの中国が起源とされている。信望のある政治家が陰謀により失脚し、五月五日、川に身投げした際、国民が小舟でドラを鳴らして遺体を魚に食べさせないようにしたという。また、魚が遺体の代わりに食べるよう、ちまきを水中に投じたのが、端午の節句のちまきにつながったと伝わっている。
 乗船会は、そのペーロンの歴史と伝統を子どもらに知ってもらおうと、五年前から開いている。
 参加者は二隻に分かれて乗船。海から見る相生の風景を楽しみながら約一時間、港を巡り、最後は三百メートルを競漕(きょうそう)し、懸命に櫂(かい)をこいだ。
 毎年参加するという相生市立青葉台小五年の皆川直人君(11)は「競漕には負けたけどこぎ方のコツが分かった」と満足そうだった。
神戸新聞サイト版(2009年5月07日)

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