赤穂線沿線カキまつりスタート 相生は過去最高の人出
熱々の焼きガキを味わう家族連れ=相生市桜ケ丘町
 「JR赤穂線沿線6週連続かきまつり」が23日、相生市桜ケ丘町のIHIふれあい広場で始まった。リレーイベントとしては6年目で、この日は関西各地や岡山県などから約1万7千人(同まつり実行委員会まとめ)が繰り出し、同市のかきまつりでは過去最高の人出になった。

 和歌山市や京都府宇治市から「朝5時スタートで来た」という家族連れもいた。用意していた殻付きカキ5.3トン、むき身1.3トンは開始1時間で売り切れた。人気は買ってその場で焼いて食べられる焼きガキ。1.8キロ千円と格安で、実行委は漁港から追加の殻付きカキ2.5トンをピストン輸送したが、長蛇の列で「3時間近く待った」という人もいた。

 明石市東山町から家族4人で訪れた後藤正寿さん(32)は「初めて来たが、すごい人出」とびっくり。長女の遥ちゃん(5)と長男の凉太ちゃん(3)は「おいしい」「もっと食べたい」と熱々の焼きガキをほお張っていた。

 「連続かきまつり」のうち、「赤穂かきまつり」は2月6日午前9時〜午後3時、赤穂市の赤穂海浜公園である。
朝日新聞サイト版(2011年01月24日)

美味求め1万7千人 相生かきまつり盛況記事の見出しへ
長蛇の列を作った買い物客の前で、急きょ水揚げしたカキを袋詰めする生産者ら
=相生市相生、IHIふれあい広場
買ったばかりのカキを焼いて味わう観光客ら
=相生10 件市相生、IHIふれあい広場
 相生市特産のカキをPRする「相生かきまつり」が23日、同市相生のIHIふれあい広場であった。今シーズンは豊漁で、プリプリの食感を求めて過去最多の約1万7千人が来場。直売コーナーには数百人の列ができ、炭火で焼くなどし冬の味覚を味わった。

 相生産のカキのブランド化を目指して開催し、今年で6回目。直売コーナーでは殻付きのカキ1・8キロを千円で販売し、用意した5トンは1時間で完売した。生産者らは急きょカキを水揚げし、1家族1・8キロの制限を設けて販売を再開。午後2時半までにむき身も加え計9トンを売り切った。

 滋賀県甲賀市から来た男性(63)は、殻付きカキを7・2キロ、むき身を4キロ購入。その場で3・6キロを焼いて3人で平らげ「相生のカキは甘みがあってジューシー。今年で5回目ですが、やめられません」と話した。

 会場では、カキ料理の屋台や太鼓演奏などのステージもあった。JR赤穂線沿線の赤穂市や岡山県備前市の漁港では、2月27日まで毎週末、かきまつりが順次開かれる。

(古根川淳也)
神戸新聞サイト版(2011年01月24日)

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