自然の大切さ学び、発表も 相生で子ども環境会議
1年間の学習成果を発表する子どもら=相生市旭、市民会館
 自然の大切さ学んだよ‐。子どもたちが環境学習の成果を発表する「相生市子ども環境会議」が27日、同市旭、相生市民会館で開かれた。約200人が参加し、小学生らが海の水質や身近な生態系を調べた結果などを発表した。(小西隆久)

 2002年に「環境都市宣言」をした同市が、次代を担う子どもたちに環境の大切さを知ってもらおうと、05年度から開いており6回目。市内7小学校と1団体が1年間かけて、それぞれのテーマで学ぶ。

 この日は3グループが発表。海洋スポーツなどを体験する「B&Gあいおい海洋クラブ」は、海藻の押し葉づくりや相生湾の水質調査について発表。双葉小は、校区内にある「ど根性大根 大ちゃん」の栽培を通じて学んだ、害虫や鳥などの身近な生態系についてまとめた。

 相生小では、1年間かけて種付けから収穫まで体験したカキの生育を観察。カキの餌となるプランクトンは、豊かな森がないと育たないことなどを学んだ。最後に自作の「かきの歌」を合唱し「相生湾の宝物を守ろう」と締めくくった。

 県立大人間環境学部の熊谷哲教授は「地球を守るために、みんなでいろんなことをしないといけないことに気付いてもらえた」と講評。相生小3年男児(9)は「勉強して初めてカキのおいしさや大切さが分かった」と話していた。
神戸新聞(2011年2月28日付け)

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