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若狭野古墳(若狭野町字寺山)円墳
横穴式石室 古墳後期
この古墳は、宝台山より南にのびる丘陵の山麓に、単独で築かれた7世紀中頃の円墳です。 古墳は、一辺約15m、高さ3mあり、墳丘は見かけ三段につくられています。各辺には外護列石がめぐらされており、堀の跡も残っています。
主体部は横穴式石室で、羨道(入口)、玄門
(玄室の入口)、玄室(遺体を納める部屋)にわかれており、特に玄室は、奥壁、両側壁、天井、床石ともに一枚石で、あたかも組合せ式石棺の長辺に入口をつけたような、めずらしい構造をもっています。
県指定 昭和60年3月26日
(相生市教育委員会) |
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