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創部後初めてベスト8へ勝ち進んだ赤穂高サッカー部
 5月2日から神戸ユニバー記念競技場などで開かれた兵庫県高校総体のサッカー競技で、赤穂がベスト8に入った。関係者によると、創部以降初の準々決勝進出。4強入りは逃したが、部の歴史に新たな一歩を記した。

 大会には164校が出場。2回戦から登場した赤穂は初戦の明石南に3−2で逆転勝ち。尼崎西、川西明峰の阪神勢を連破し、5回戦ではシード校の北須磨を2−1で破った。

 準々決勝は連戦の疲れが出て市尼崎に0−3で完敗したものの、大会前に部員全員で誓った「ベスト8」の目標を果たした。
 富山良一監督(56)は「キーパーを柱に守備が安定したことで思い切った攻撃を仕掛けられた」と好成績の要因を語った。
 今回の戦績により、10月の全国高校選手権県予選ではシード校に。3年生でMFの有年淳主将(17)は「さらに上へ、という気持ちになった」と練習への意欲を高めていた。
 2009年6月12日付け赤穂民報
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