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赤穂郡若狭野村・矢野村の編入
旧矢野村役場
旧若狭野村役場
 相生市と若狭野・矢野の2ヵ村は昔、赤穂郡下の盟友としてその区域を接して発展を続けてきた。
 相生市役所からこの両地区は、国道・県道を通じて極めて短時間に達することでがきる所にあり、従ってその人情・風俗相通じ全く同一生活圏内にある。
 即ち、  
 1 地理的に相接している関係上両村民の殆んどが、日常の買物・娯楽等について相生市内の施設を    利用していると。  
 2 両村で生産される農産物は、その殆んどが相生市内で消費されており、両農村の余剰労力は、相生   市内の播磨造船所等で消化されていること。  
 3 両村子弟の高等教育は、相生市内の高等学校で行なわれている。  
 4 両村と相生市との住民の姻戚・縁故関係が深い。  
 こうした点から行政区画を異にしていることがかえって不自然であるとの事から、編入によって相互発展と地方自治本来の機能を発揮するとの判断から昭和29年6月7日この合併を市議会は議決した。

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