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蒙光庵(雨内教証寺前身)・佐方温泉山慈眼寺
 ともに行基の開山といわれているが、行基は諱(おくりな)を法行といって、天武天皇10年(682)出家して薬師寺の僧となり、法相宗の唯識論などを学んだが、やがて諸国をまわり、教化につとめた。摂津昆陽(こや)寺の鐘銘によると、5 か国に49院を創建したとあり、「続日本紀」にも、かれが留止した所にはみな道場をたて、畿内にも49処、諸道にもところどころありと記している。

 写真は、市内で一番古い寺院として現存している、三濃山観音寺である。正しくは、箕覆山求福寺(みのうざんぐぶくじ)といい、真言宗東寺派に属している。

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