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福井観音寺
福井観音寺
浅野家の墓
 福井観音寺は、養性観音寺といって、網干龍門寺末として、臨済宗に属している。縁起によれば、推古天皇の御宇安養寺と称し、本尊観世音菩薩を祀り、殊に難産を助けるというので、子安観音といった。赤松氏の兵火で灰儘(かいじんに)帰したが、貞享年間(1684〜1687)秀峰禅黙開基となり再興した。その後元禄年間(1688〜1703)網干龍門寺開山盤珪国師の遺骨を納め、寛文年間(1661〜1672)若狭野陣屋領主、浅野氏の菩提寺となり今に至っている。

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