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臨時増刊号(第031号)

忠臣蔵新聞

上野介さんのもっと先の先祖は
清和天皇だった

清和天皇の子孫が八幡太郎義家さん、その子孫が将軍源頼朝さん

棟貞
皇女

‖━
貞純
親王

経基

満仲







頼朝
清和
天皇



(新田氏の祖)





足利
尊氏

吉良
義央

上野介さんのもっと先の先祖を追っかける

さかのぼれる先祖は清和天皇

 清和天皇の孫の経基王が臣下に降りて清和源氏をなのりました。

忠常の乱を平定して東国に進出

 長元4(1031)年に経基さんの孫頼信さんが平忠常の乱を平定して東国に進出しました。
 このお兄さんが『酒呑童子』の鬼退治で有名な頼光さんです。

八幡太郎義家さん、貴族の仲間入り

 寛治元(1087)年に頼信さんの孫義家さんが前九年の役とそれに続く後三年の役を平定して、
承徳2(1098)年に武士として初めて「院の昇殿」(清涼殿の南面にある殿上の間の昇ること)を
許されて、貴族の仲間入りを果たしました。

頼朝さん、尊氏さんと上野介さんはなんと同族

 この義家さんの嫡男の義親さんの家から将軍源頼朝さんが出ました。
 義親さんの弟さん義国さんの家から将軍足利尊氏さんが出ました。
 同じ義国さんの家から上野介さんが出ました。
参考資料
山川出版社『山川小辞典』

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