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2002年4月14日号外の1(第184号)

忠臣蔵新聞

京都の女子高生77人に
聞きました(1)

忠臣蔵についてあなたはどう思いますか

現代の若者の率直で示唆に富んだ意見です。何回かに分けて報告します。

 1 私は浅野内匠頭の仇を報いた47人の武士はすごい。彼のことをしたっているというか、そういう
   命をかけてまで、仇を討ちに行く精神は大変すごいものだなと思います。これは、今の私たちに
   はもうない精神のように思えます。。
 2 藩主のためにここまで出来るというのはすごいことだと思います。幕府もおきてを破ったとはいえ、
   これほどの忠誠心はとても貴重と考えて、切腹という名誉を守った死を与えたのだと思います。
 3 政府に対する体を張った訴え。民衆たちの代弁。(大河ドラマで話題になった夏に赤穂城へ生
   まれて二度目行きましたよ。おもしろかったです)
 4 もとはといえば吉良が嫌がらせをしていて浅野が恨みを持ってたのに、切りつけたぐらいで切腹
   とは酷い。浪士たちの殺してやりたいという気持ちがよくわかります。47人の浪士たちをまとめた
   大石内蔵助はすごいリーダーシップの持ち主だし、みなの忠誠心の強さに感心させられます。
   世間も赤穂浪士たちを支持していたし、何も全員を切腹にしなくても良いのにと思います。
 5 大河ドラマや12月の特別ドラマなどを何回か見て、私はただ吉良が憎いとしか思えませんでし
   た。当時の決まりごとであったであろう、喧嘩両成敗は何故適用されなかったのか。前半は怒り
   しか感じませんでした。討ち入りを決行するまでの浪士達の思いを考えると心が痛いです。でも
   浅野内匠頭をはじめ四十七士は本当の武士だったんだなあと改めて思います。命を捨てて殿
   に仕えるとはこういうことなんだなあと、何度見ても感動します。今の世の中には欠けているものを
   感じさせてくれる。
 6 めちゃかっこいい。内蔵助が討ち入りするまでは遊んでたというのは作り話っぽいと思ったけど、
   かっこいい。男気?
 7 こうだと思ったらやろうという武士の特攻隊精神を感じた。その勇敢さや忠義心はすばらしい。し
   かし武士としての面目を守るために及んだ行動はただ世間に対する体裁を保とうとする意識つ
   まりエゴイズムの固まりのような気もする。
 8 この事件は全て江戸時代の身分制度、主従制が引き起こした悲劇だと思う。
 9 あまり知りません。
10 あんまり忠臣蔵は知りません。
11 実際の事件があった時から比較的すぐ歌舞伎の舞台にされて、それが当時の人の共感を呼び、
   すごく話が美化されている気がする。確かに喧嘩両成敗をしなかったのはいけないかもしれない
   けど、殿中で刀を抜いた浅野内匠頭に「否」があるのはあきらかだから、ドラマとかでの書かれ方
   はおかしいと思う。
12  上司のために、恨みをはらすために吉良を殺すのは、四十七士の気持ちとすれば納得できるが
   浅野切腹、四十七士切腹は納得できない。武家制度に納得いかないと思った。
13 ほかにも歴史上の出来事がある中で、日本人に好かれる要素がとても多いと思う。
   ○長い時間耐えてしのんだこと
   ○主人への忠誠を貫いたこと
   ○志をはたした後は、いさぎよく腹を切って死んだこと・・・など
   人々に好かれたから今日でも語り継がれているけれど、その当時の人々には影響を与えたのか
   な。

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