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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


小笠原貞子氏の『破壊』と 尾鍋 輝彦氏の『福翁自伝』



テキスト:007*小笠原貞子(大9)国会議員  
 島崎藤村「破戒」(岩波文庫)
 『クリスチャンとして育った私は神の子として人間平等は当然のことと思っていました。女学校二年位の時、これを読んで大きく感動をうけました』

略歴など:北海道庁立札幌高等女学校補習科(現在の北海道札幌北高等学校)を卒業(1937年)。新日本婦人の会事務局長を経て、1968年の参議院議員選挙に全国区より出馬し初当選。1974年7月7日に実施された第10回参議院議員通常選挙では北海道地方区に移り、トップ当選をした。ちなみに日本共産党が北海道地方区で議席獲得したのはこれが初めてになる。
  ウイキペデアより


テキスト:008*尾鍋輝彦(明41)お茶の水女子大名誉教授 西洋史 
  福沢諭告「福翁自伝」(岩波文庫)
『小学生時代から高校生時代にかけて十数回読みました。面白いストーリーの行間から洩れてくる独立自尊の精神に、強烈な影響を受けました。現在まで私の行動を左右した影響です。この秋、明治史を書くので、半世紀ぶりに読み直そうとおもいます。新らしい発見があるだろうと、今から楽しみにしています』
ウイキペデアより
略歴など:詳しい略歴を調べましたが、探せませんでした。