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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


坂口謹一郎氏の『福翁自伝』と坂田道太氏の『海軍主計大尉小泉信吾』



テキスト:*坂口謹一郎(明30)東大名誉教授 徴生物学  
  福沢諭吉「福翁自伝」(岩波文庫)
  『福沢先生に身近にお話を伺うような気分で読みました』

略歴など:昭和時代の農芸化学者。
明治30年11月17日生まれ。昭和14年母校東京帝大の教授となり,28年東大応用微生物研究所初代所長。34年理化学研究所副理事長。発酵菌類の研究で知られ,酒博士とよばれた。25年学士院賞。42年文化勲章。平成6年12月9日死去。97歳。新潟県出身。著作に「世界の酒」「日本の酒」など。歌集に「醗酵」。
【格言など】たのしみは何かと問はばうまさけをあるにまかせて飲みくらすこと(「愛酒楽酔」)

”さかぐち-きんいちろう【坂口謹一郎】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:*坂田道太(大5)元文相  
 小泉信三「海軍主計大尉小泉信吾」(文芸春秋社※)
  『親子愛、夫婦愛の極致』

略歴など:昭和時代後期の政治家。
大正5年7月18日生まれ。坂田道男の長男。昭和21年衆議院議員となり,以後連続当選17回(自民党)。34年厚相。43年から第2次・第3次佐藤内閣の文相として「大学運営臨時措置法」を成立させ,大学紛争を収拾した。防衛庁長官,法相をつとめ,60年衆議院議長。平成2年引退。3年成城学園理事長。平成16年1月13日死去。87歳。熊本県出身。東京帝大卒。

”さかた-みちた【坂田道太】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)