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清水幾太郎氏と霜多正次氏の『家族・私有財産及び国家の起源』
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| テキスト:*清水幾太郎(明40)元学習院大教授 評論家 『誠に申訳ありませんが、適当な本が思い当りません』 |
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| 略歴など:昭和時代の社会学者,思想家。 明治40年7月9日生まれ。「読売新聞」論説委員などをへて,戦後,二十世紀研究所所長,学習院大教授。昭和25年の「社会学講義」や翌年の「社会心理学」で注目をあびる。講和問題,基地反対闘争,六○年安保闘争の理論的指導者となる。安保後は「現代思想」「倫理学ノート」で近代化論を展開,あたらしいナショナリズムをとなえた。昭和63年8月10日死去。81歳。東京出身。東京帝大卒。 ”しみず-いくたろう【清水幾太郎】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18) |
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| テキスト:*霜多正次(大2)小説家
エンゲルス「家族・私有財産及び国家の起源」(岩波文庫) 『人類社会の発展史、とくに階級社会と国家の発生の起源を明らかにしてくれ、社会を見る目を大きくひらいてくれた』 |
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| 略歴など:沖縄県国頭郡今帰仁村に生まれた。
沖縄県立第一中学校から 旧制五高に進学。同級の梅崎春生と親交を結び、文学の道をめざす。東京帝国大学英文科卒業後、1940年に応召し、各地を転戦したあと
ブーゲンビル島に配属される。日本の敗色が濃厚となった1945年5月、 オーストラリア軍に投降し、捕虜となる。 復員後、故郷には戻らず、東京で文学をめざし 新日本文学会の事務局に勤務しながら小説を書く。1950年、雑誌『新日本文学』に「木山一等兵と宣教師」を発表、作家として認められるようになる。 |