index back next

有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


田畑 忍氏の『代表的日本人』と田村園澄氏の『出家とその弟子』



テキスト:001 **田畑 忍(明35)同志社大名誉教授 政治学   内村鑑三「代表的日本人」(岩波文庫藁) 『第1。代表的日本人5名(西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人)の選択が実にすばらしいと思います。第2。また、英文で書かれた各人物についての論評のすばらしさに脱帽しまし た。二つの訳文もよくできています』

略歴など:昭和-平成時代の憲法学者。
明治35年1月22日生まれ。昭和14年母校同志社大の教授となり,21年学長。佐々木惣一にまなび,論理を重視する学風をつぐ。永世中立論をとなえ,37年憲法研究所をもうけて機関誌「永世中立」を発刊,護憲をうったえた。教え子に土井たか子。平成6年3月14日死去。92歳。滋賀県出身。著作に「憲法と抵抗権」など。

”たばた-しのぶ【田畑忍】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:002 *田村園澄(大6)九大教授 日本仏教史  
 倉田百三「出家とその弟子」(岩波文庫)
  『少年の頃の私に、ひたむきにさせる何ものかが、私の内部にあることを教えてくれました。暗くてもの悲しい世界であったように思いますが、躓づき、傷ついた人のことや、人生の真実などについて あれこれ考えたりしたものです』      

略歴など: