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有名人が高校生に贈る 『心に残る一冊の本』

凡   例


山田洋次氏の『伸子』と依田 新氏の『ひとすじの道』



テキスト:001 **山田洋次(昭6) 映画監督
  官本百合子「伸子」(岩波文庫)
 『人間が人間としての自覚を持つということについて、これほど明確に教えてくれた本はありません』

略歴など:昭和後期-平成時代の映画監督。
昭和6年9月13日生まれ。昭和29年松竹にはいり,36年監督デビュー,「下町の太陽」「運がよけりゃ」などで評価される。44年「男はつらいよ」が大ヒット,以後シリーズ化され,主演の渥美清が死亡した平成8年まで48作をかぞえた。平成15年「たそがれ清兵衛」で毎日映画コンクール日本映画大賞,日本アカデミー賞など。16年文化功労者。20年芸術院会員。22年ベルリン国際映画祭特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)を受賞。24年文化勲章。25年日本アカデミー賞協会栄誉賞。作品はほかに「家族」「幸福の黄色いハンカチ」「キネマの天地」「学校」「おとうと」など。大阪出身。東大卒。

”やまだ-ようじ【山田洋次】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)



テキスト:002 **依田 新(明38)元東大教授 教育心理学
  丸岡秀子「ひとすじの道」(借成社)
 『たまたまこの夏休みに読んで感動しましたので、高校生に読んでもらいたいと思います』

略歴など:昭和時代の心理学者。
明治38年9月30日生まれ。東京教育大,名大,東大などの教授をつとめる。人間理解のための心理学を探究し,正木正(まさき-まさし)との共著「性格心理学」がある。日本心理学会理事長。昭和62年5月11日死去。81歳。東京出身。東京帝大卒。

”よだ-あらた【依田新】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.japanknowledge.com>, (参照 2013-04-18)