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相生市:瓜生大池

土手の上に記念碑、土手の左が田んぼ 土手の右が大池(用水として今も使用)
左が記念碑、右が「元禄十三年浅野長矩公…」 地元の人に愛されている大池
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 地元でも「浅野の殿様が大池を掘って、その土で新たに田畑を開墾した」と伝えられ、池のほとりの記恩碑
(昭和30年建立)には「浅野長矩公の築造にして尓来瓜生、上、菅谷住民の受くる恩沢は忱(まこと)に甚大
なり」と刻まれている。
 元禄12年といえば、刃傷事件の2年前。地元の人は「大池の普請中、刃傷事件を知らせる飛脚が到着し、
工事を指揮していた藩士があわてて城に戻った―という昔話を祖父から聞いた」と教えてくれた。
 「今は水かさが減っていますが、彼岸過ぎから雨水を溜めて、田植えまでにはいっぱいになります」と。
瓜生大池は築造から300年たった今も瓜生、上、菅谷3地区の田畑約18fを潤している(『赤穂民報』より)。
大池
相生市矢野町瓜生

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