日本語教室にボランテアで行っています。その関係で、「料理を通して外国の方と交流を楽しみましょう」という行事に参加しました。今年は、太子町で「MAYA」というネパール料理店をしているダマラさんにカレーを教えてもらいました。
驚いたのは、中に入れるスパイスの多さです。聞いたことのあるのは2〜3個だけでした。教えてもらいましたが殆ど忘れました。
私にとって、カレーというと簡単料理の代名詞ぐらいにしか思っていませんでした。ところが、スタートから全く違いました。先ずはスパイスをじっくり炒めてそこへ玉ねぎを入れて透明になるまで炒めます。10分、20分・・・また違うスパイスを入れて ひたすら炒めます。
1時・2時になっても まだ人参やじゃが芋を入れません。終わりのほうで、鶏肉を香辛料で混ぜて油で揚げてから入れました。これも驚きました。それと、水は殆ど入れません。途中にトマトの水煮缶を1缶入れただけです。
11時から始めて3時間はとうに過ぎています。2時半ごろにやっと食べる事ができました。ネパールではゆっくりと丁寧に時間が流れるようです。
「これらのスパイスを日常的に食事に取り入れているので、ネパールでは 医者にはかかりません」と話しておられたのが印象に残りました。
日本でも 「お婆ちゃんの知恵袋」とかいいながら 生姜・唐辛子・南京・柿・うなぎ・等など色々な時に食べています。そういう昔からの知恵をもっと大切に日常生活に取り入れていかなくてはダメだと感じました。 |
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