和泉式部の伝説、絵本に 相生の女性が制作
服装の時代考証も史料で調べて丁寧に仕上げたという絵本=相生市那波南本町
 相生市に残る和泉式部の捨て子伝説を、同市若狭野町の古橋彩波(あやなみ)さん(36)が絵本にまとめた。平安の女性歌人の物語を子どもにも親しんでもらえるような分かりやすい絵で表現した。巻末には市内に残る関連史跡のガイドも掲載した。(中西幸大)
 和泉式部は百人一首にも名を残す、平安時代の歌人。相生市には、育児に困って捨てた娘の小式部を市内の長者が拾って育てたという物語が伝わり、ゆかりの史跡や史料も残っている。
 古橋さんは、所属するよさこいチームで地元に関連する演目を考えている時、この伝説を知った。その後、チームの関係者がゆかりの曲を作曲。古橋さんは「子どもたちが伝説に興味を持てば、楽しく演じられる」と考え、市のホームページなどを参考にしながらパソコンで二十六ページの絵本を作り上げた。
 古橋さんは衣装などの時代考証にもこだわったといい、「本にまとめたことで、地域おこしに少しでも役立てばうれしい」と話している。
 本は市立図書館の郷土資料コーナーで閲覧できる。
神戸新聞サイト版(2009年5月22日)

全ての人に見て頂くために1ページ約6万バイトにしています
A4で印刷できるように、幅を700ピクセルに設定しています
相生市が発行している「相生の伝説と昔話」にリンクしています
このページを検証
このように大判の写真でも、エレメンツを使えば、容量は6万バイト以下に出来ます。
1ページ6万バイト以下にする理由は?
重い写真を軽くする方法(写真に写真をリンク)
重い写真を2〜3枚使う方法(写真に写真をリンク)