NO.183
第8章 近代国家の成立(1)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
2]
松方財政
1
大隈財政の破綻
イ
背景
@
インフレの進行
a
A
[1 ]
戦争の軍費負担・殖産興業政策
・C
[2 ]
紙幣(太政官札・国立銀行券など金と交換されぬ紙幣)発行
・流通紙幣高1877年1億1900万円→1878年1億6500万円
b
100 円の金禄公債→1880年60円(紙幣2円=銀貨1円)
A
財政の破綻−歳入減少(貿易決裁等で用いられる銀貨に対して紙幣価値下落)
B
入超
a
正貨保有高減少
b
1880年流出2000万円。保有金貨800 万円(流通高比4.5%)
ロ
経過
[3 ]
(明治13)年
9月
大蔵卿A
「4 」
43才の財政整理
@E酒造税増徴
AE地方税・E煙草税新設
11月
D
[5 ]
概則発表
@軍事以外の官営工場施設払い下げの方針
A政商(三井・三菱・古河)への払下げ→財閥の基礎
同
D
[6 ]
案発表
@紙幣整理のための外債募集案
A長州のA
「7 」
39才らの反対で挫折
2
松方財政の推進(デフレ−ション政策)
イ
背景
@
歳入増加(増税)−中央税と地方税の新設─┐
A
歳出緊縮−冗費節約(軍事費以外)────┴→余剰で不換紙幣整理・正貨蓄積
ロ
経過
1872年
B
[8 ]
条例(正貨兌換を義務づける銀行券発行)→4行設立
1876年
B
[9 ]
条例改正(正貨兌換の義務条項を廃止)
1879年
国立銀行153行設立
1881年
薩摩のA
「10 」
47才、大蔵卿となる
[11 ]
(明治15)年
国家の中央銀行として*A
[12 ]
設立
@資本金1000万円(内半額は政府出資)
A総裁−政府が任命。業務−日銀券発行、手形の割引・買い入れ
B目的−金利低下による産業振興・兌換制度
同
E酒屋会議(増税反対)
1883年
A
[13 ]
条例再改正
@日本銀行設立により普通銀行に転換
A紙幣発行券を日銀に集中
[14 ]
(明治18)年
日銀、C
[15 ]
銀行券(日本銀行券)発行
@国立銀行から銀行券発行権を取り上げる
同
松方正義51才、大蔵大臣となる。E前田正名、『興業意見』刊行
1886年
政府紙幣の銀兌換開始→E
[16 ]
制(銀貨が本位貨幣の制度)へ
1897年
A
[17 ]
制(金貨を本位貨幣とする制度)確立
同
E貨幣法(金2分=0.75g=金1円)
ハ
結果−不換紙幣の整理完了、輸出超過
3
寄生地主制の確立
イ
きびしい緊縮政策→米価・繭価の下落
@
地租の定額C
[18 ]
化→農民層の分解(政治への不満増大)
A
C
[19 ]
農の土地手放し→小作農・賃金労働者へ
ロ
大地主−小作人へ貸与(高率の現物C
[20 ]
料徴収)→副業(貸金・酒屋)
ハ
資本の本源的蓄積の進行
@
小数の富農・富商に資金集中
A
小作人化、低賃金B
[21 ]
力化
a
小作地ー1883年35.55%、1887年40.1%
b
地租5円から10円納入者−1881年93万人、1887年68万5000人
ニ
下級士族の困窮化
正解数( )問/問題数(21)問=正解率( )%