NO.182
第8章 近代国家の成立(1)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
1〕ー2
自由民権運動(2)
3
国会開設の公約と政党の成立
イ
明治十四年の政変
[1 ]
(明治14)年
3月
国会の早期開設派と漸進派の対立
@早期開設・英国風議院内閣制派
a.佐賀の参議兼大蔵卿*A
「2 」
44才
・築地の梁山伯(薩長でないので天下に人材を求める。食客50人)
・D国会開設意見書(政党内閣制の樹立。1883年からの開設)発表
b.三菱・福沢
A漸進派
a.長州のA
「3 」
40才
・井上・岩倉・三井
b.伊藤・岩倉−天皇制の絶対化を目指す
7月
*A
[4 ]
事件
@開拓使所属の官有物(1400万円)を39万円・30年賦で、その長官
で薩摩閥A
「5 」
40才が薩摩の政商B
「6 」
の
関西貿易社に非常な安値で払下げを決定
Aこれを大隈が公表→払い下げ中止
10月
*A
[7 ]
の政変(御前会議)
@伊藤・岩倉が薩派と結託
A民権派の機先を制して参議大隈を罷免
同
*B
[8 ]
の勅諭(伊藤が天皇に勧めて国会を開くことを告知)
@欽定憲法の基本方針決定−岩倉の提案
a.プロシア風の統師権や文武官の任免権を含む天皇の強大大権
b.二院制、議院内閣制の否定、制限選挙制
AA
[9 ]
年後(1890年)の国会開設公約
ロ
政党の結成
[10 ]
(明治14)年
10月
*A
[11 ]
党(国会期成同盟より発展)結成
@土佐のA
「12 」
党首45才・同中島信行36才・後藤・片岡・河
野・大井ら。東京の星亨32才
Aフランス系急進的自由主義(支持者−弁護士・士族などの知識人、地
方農村の豪農・地主・農民、商工業者)
1882年
3月
*A
[13 ]
党(B
「14 」
党首42才)結成
@主権在君説
A政府の援助
B支持者−神官・僧侶・国学者・儒学者
4月
*A
[15 ]
党(国会期成同盟より発展)結成
@佐賀のA
「16 」
総理45才・岡山の犬養毅28才、尾崎行雄42才、河野
敏鎌(とがま)、矢野文夫、沼田(ぬま)守一、小野梓、島田三郎、慶応出身者
Aイギリス風の穏健な議会政治
a.支持者−知識階級。豪農・地主、都市・三菱等の産業資本家
b.漸進主義
同
D
「17 」
45才、岐阜で演説中遭難
ハ
*C
[18 ]
憲法(明治の憲法私案の総称)作成
@
傾向
a
官権派新聞−主権在君
b
民権派新聞−主権在民
c
中江兆民の東洋自由新聞−フランスの共和思想
d
植木枝盛−天賦人権論(自然権理論)として紹介
A
経過
[19 ]
(明治14)年
D
[20 ]
社(福沢諭吉系の政治結社)
@矢野文夫
AC
『21 』
案発表
a.英的立憲君主制・議院内閣制・国務大臣連帯責任制
b.大日本帝国憲法とは異質
同
立志社(植木枝盛)
@C
『日本憲法見込案』
A主権在民、一院制
同
D
[22 ]
草案
@東京都下で発見。E千葉卓三郎
A君主なき国家
1882年
B
「23 」
26才
@D
『東洋大日本国国憲按』
A革命権・連邦制
1883年
A
「24 」
37才
@E
『民約訳解』
Aルソ−の
『社会契約論』
の訳本
同
B
「25 」
48才、進化論の立場から民権派の天賦人権論を批判
同
E
「26 」
34才、E
『天賦人権論』
を出して加藤説に反論
正解数( )問/問題数(26)問=正解率( )%