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NO.205 第8章 近代国家の成立(2)

凡例:[1    ](項目)「2    」(人名)『3   』(書籍名・作品名)

7-2〕 資本主義の発達(2)エピソード
産業と貿易(日露戦争前後、重工業発展)
鉄道
1906年 *A[1    ]法公布
@日本・D山陽・D九州鉄道など主要幹線の民営鉄道17社を国有化
A結果−1905年国鉄2413千km<私鉄5284→1907年国鉄7166(90%)>私鉄717
電力(水力発電の本格的開始)
1907年 E駒橋水力発電所
1915年 [2    ]水力発電所建設→大都市の電灯普及
重工業
@ 背景−官営軍事工場の拡充と政府保護による民間工業の発達
A 経過
1885年 E釜石製鉄所、E田中長兵衛に払下げ→今の新日鉄
1889年 池貝鉄工所、国産第1号の旋盤完成→民間の工作機械の生産増大
1893年 芝浦製作所(三井系)設立→今の東芝→民間の工作機械の生産増大
1897年 八幡製鉄所着工(目的−軍備拡張の基礎となる鉄鋼の国産化)
1901年 銑鉄生産5万トン、鋼材6000トン
1906年 [3    ]製鉄所、本格的生産
@横浜正金銀行を窓口として中国のC[4    ]公司に借款
Aそのみかえりに、中国C[5    ]鉄山の鉄鉱石を安価に入手
BE[6    ]炭田・E筑豊炭田
1907年 造船技術世界第[7  ]位→国内自給率60%(1万頓級鋼鉄船)
民間の鉄鋼会社設立
@D[8    ]室蘭工場完成
A三井と英国ア−ムストロング・ヴィッカ−ス両兵器会社の提携
1913年 銑鉄生産24万トン、鋼材25万トン
    造船 石炭 鉄 生糸 米(1894年=100)
1897年 321 121 144 118 97
1904年 601 251 196 143 124
1908年 1881 347 233 194 131
1912年 1245 460 356 262 138
軽工業(繊維産業)−依然工業の中心
@ 紡績業
a 綿糸・綿布の生産強化→大会社の合併(独占的地位を確保)
b 朝鮮・満州へ進出→英米の綿布と対立
1905年 英50%、米36%、日2%
1929年 英22%、米1%、日67%
A 農村の綿織物業
a 手織機による問屋制家内工業
b 1890年代*D[9    ](豊田佐吉考案)採用
c 農村に小工場設立
B 製糸業−輸出(1909年中国を抜いて世界1位。米国向け増大)
貿易収支
@ 慢性的輸入超過(軍需品・重工業資財輸入)
A 巨額の外債利払い→国際収支は危機的状況
B 貿易額(1902年5億3000万円、1906年8億4000万円、1912年11億4500万円)
特色
背景−社会矛盾の深刻化
@ 日露戦争時の増税−継続
A 国民−荷重負担
B 農業生産の停滞や農家の窮迫
先進国からの技術・知識の導入
教育・タテ社会の流動制・勤勉性・宗教的束縛の欠如・同一言語による同質性
二重構造の「ひずみ」(工業と農業、大企業と中小企業)
解答

正解数(   )問/問題数(9)問=正解率(    )%

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